お稚児さんが社参の儀に


祇園祭のお稚児さんは
長刀鉾保存会によって
京都の資産家の中から
8~10歳の男の子を選ぶそうな

資産家(゜ロ゜;!?

京都の祇園祭のお稚児さんは
10歳前後の男の子

祇園祭の生神様として
長刀鉾町へ
八坂神社から養子に出されるので
6月23日に
お稚児さんの結納の儀式がある

お稚児さんは
地面を歩いてはいけないと言われている
十万石大名の位である
正五位少将を授かり
7月17日のお位返しの儀までの間だ

でも、正五位少将の間は母親がお世話することも許されず
食事を運ぶのも
お世話するのもすべてを男性(父親や祖父など)がする
料理は女の手で作ったものを食べてはいけない

推定ではお稚児さん関係でかかる費用は2000万円ほど!!(゜ロ゜)と

お稚児さんに選ばれたお家の
お母さんの着物を用意する
呉服屋さんは
そのお母さんの着物関係の売り上げだけで1年暮らしていけるとか

色々な儀式が執り行われるので
その儀式ごとに着物を買いそろえなくてはいけないそうな

他にも、お祝いの品を買い揃えたり・・・などでも巨額の費用がかかる

資産家のお坊ちゃまばかりなのも頷ける

毎年繰り返される行事なのに
京都恐るべし
正に日本の伝統を守ろうとしている