新たなステージへ進む。その6 | こころとからだを癒す茂原の医師のブログ

こころとからだを癒す茂原の医師のブログ

あたまとこころとからだをテーマに
日常生活や診療での気づきを綴ります.

みなさん、こんばんは。

こころとからだを癒す

茂原(もばら)の医師 

永野 修です。

 

 

前回の続きです。

 

「人間は死んでしまったらどうなるの

だろうか。」

 

そのスピリチュアルな問いに対する自

分なりの答えを見つけたくて考えてい

たときに、ふと「そうだ、海へ行って

みよう」と思ったのです。

 

以前からも、何となく気分がスッキリ

しないときであったり、精神的に疲れ

たなと感じたときであったり、反対に

何かに向かっていく力が欲しいなと思

ったときであったり、そんな時には、

いつのころからか、大きな自然に触れ

るようにしてきていたようなのです。

 

たとえば、信濃川のような大きな川を

眺めたり(大学時代ですね)、大きな

木々がたくさん茂っている公園に行っ

てみたり、九十九里浜から太平洋を眺

めてみたり。そんな雄大な自然という

ものに触れていると、なんとなく自分

のこころとからだがスッキリするよう

な気がしていたのです。

 

(きっと、みなさんも海や山や公園な

どで自然に触れると、体がリフレッシ

ュされたような感覚になったことがあ

るでしょう。)

 

今思うと、自分を自然の中に置くこと

で、心身を浄化していたのかもしれま

せん。

 

さて、そんなことから、天気の良い休

日の朝、自宅から車で30分の距離にあ

る九十九里浜まで行って、太平洋を眺

めてみたのです。

 

そして、そこには、青い空と広い太平

洋が目の前に広がっていて、その砂浜

で30分ほど、海辺を裸足で歩いてみた

り、眼を閉じで波の音を聞いてみた

り、頬で風を感じてみたり、過ごして

みたのですね。

 

そして、波の音を聞いていた時、ある

想いが浮かんできたのです。

 

「この一定のリズムで聞こえてくる波

の音、そして同じように規則正しく寄

せては返す波の動きって、人間の体に

もそのようなものってあるだろう

か。」

 

「そうだ、それって、心臓の音や心臓

の動きだ。もしかすると呼吸もそうか

もしれないな。肺の動きと呼吸の

音。」

 

「そうか、そうなると、波の音、波の

動きは、自然(地球)の鼓動とか呼吸

とかになるのかもしれない」

 

「なるほど、今までも、「地球は生き

ている」なんて言葉は聞いたことがあ

るし、火山の爆発や地震などを経験す

ると、そんなふうに思っていたけれど

も、もっと身近でもっとそれが分かり

やすく感じられるものがここ(海)に

あるんだな」

 

そのような想いが湧いてきて、自分と

自然(地球)の繋がりがあることに気

がついたのですね。

 

それは、人も地球も共に生きているこ

とであり、どちらかといえば、人は

大きな自然(地球)の下で、生きてい

る、生かされているということである

こと。

 

これが、今回、海から五感(視覚、聴

覚、嗅覚、嗅覚、味覚)を通して感じ

取ったことなのです。

 

そして、この地球と繋がっている感覚

を持つことが出来たことで、少しずつ

僕の喪失感が回復してきたように思う

のです。

 

続きはまた次回に書きますね。

 

最後まで読んでいただきありがとう

ございました。

 

あなたの明日が

素晴らしい一日になりますように。

 

永野修 公式LINEアカウントです。

みなさんの気づきにつながるような

ブログを選んで、毎週2回、

朝に配信しています。

登録して頂けましたら
とても嬉しく思います。

 

友だち追加