みなさん、こんばんは。
こころとからだを癒す
茂原の医師
「自由と責任」
この言葉をもう一度考えることがあり
ました。先日、漢方専門医の喜多先生
が主催する「Dr.喜多の「自然治癒力覚
醒」マスター講座」の第3回目をオンラ
インで受講したときのことです。
以前、僕はこの「自由と責任」をテー
マにブログを書いています。
「自由っていったいなんだい」
https://ameblo.jp/osamu3150/entry-12605599652.html
このブログの中では
「自由とは責任の向こう側にある」
という自由創造人SHOWGOさんの
言葉が心に残り、この言葉の解釈を
深めてみたのですね。
そして、このようにまとめています。
~以下、引用~
今、自分が何らかの組織に属してい
て、自分の思うように生きていられな
いのだとしたら、それを選択させたの
は、院長や教授など他人ではなくて、
過去の自分であるということ。
現在は過去の産物と言われるように、
過去の自分の選択の結果が良くても悪
くても、全ては自分の責任だと納得で
きるかどうかなのだ。
そして、それが納得できて、今の自分
に自由が足りないと思うなら、さらに
未来の自分はもっと自由になりたいと決
断するなら、今、この瞬間から自分の
選択の結果に責任を持つこと。それが
「自由とは責任の向こう側にある」
ということなのかもしれません。
~引用、終わり~
そして、今回は喜多先生から、健康づ
くりにおいての「自由と責任」につい
て学ぶことになったのです。喜多先生
はこのように解説して下さいました。
「自由の反対ってなんですか?
それは、強制や禁止になりますね。
そして、これは誰が決めるものです
か?それは自分ではなく、他者が決め
ていますよね。
では、自由とはなにかというと、それ
は、自分が決めて、そして、行動する
ことです。
つまり、このようになります。
自由の反対
=強制・禁止←他者が決めている
自由とは
=自分が決めて行動すること。
例えば
子供は自由が少ないと言われます。
それは家庭の躾や学校の教育は、強
制・禁止ばかりですし、子供は親、兄
弟、学校、先生、級友などを選べない
ですから。
一方で
大人は自由が多いですね。
夫・妻、友人、住む場所などを自由に
選べますからね。
そして
決めて、行動すると、結果が出ます。
さらに、結果に対して責任が生じま
す。では、責任があるのは、決めた人
でしょうか、それとも行動した人でし
ょうか?
例えば
医師が薬を処方し、患者が薬を服用す
ることを考えた場合は、その結果の責
任は医師にある。つまり、
病気を治すのは医師の責任である。
現在の自分の健康状態は、過去に自分
が決めた行動の結果である。つまり
健康になるのは自分の責任である。
そう、決めた人に責任があるというこ
とです。
ただ、多くの人は責任を負いたくない
ので、自分ではなく他者に責任がある
ことにしたがります。そうすると、自
分が悪くない、他人が悪い、そして被
害者意識になります(仕事が忙しいか
らストレスで食べ過ぎてしまうとか
(=仕事が悪い)、医者が処方した薬
を飲んでもちっとも良くならないとか
(=医者が悪い))。
一方で
その責任を自分にあるとした場合、創
造者意識が生まれます(私の健康は私
の責任で私が創る)。
つまり、
「病気を治すのは医者の責任」
であるけれども
「健康になるのは自分の責任」
なのですね。ただ、この考えに変える
のが難しいのです。ですから、言葉を
変えたりして、時間をかけて、患者さ
んの意識を変えるようにしています。
1.あなたには、自分自身の健康状態
を良くする行動や、健康状態を悪くす
る行動を選択する自由がある。
2.あなた自身の今の健康状態は、あ
なたがこれまでに選択してきた行動の
結果である。
3.あなたがこの世界で最も影響を与
えることのできる相手は、未来の自分
自身である。」
なるほど、とても深い学びになりま
す。
そして、自分の自由と責任に対する解
釈がこのように変わったと思います。
今の自分は、すでに自由なのだ。
つまり、未来の自分(の健康)に対し
て、誰かから強制・禁止されることは
なく、自由に無限の選択肢の中から1
つを選ぶことができるのだ。
そして、その選択肢の中から、「これ
にする」と決めることを、誰かに同意
してもらったり、賛同してもらった
り、ましてや指示をしてもらったりす
ることなどなく(仮にあったとして
も、最終的な判断は)自分自身で決断
すること、そして、その結果の責任を
全て自分で負うこと。
そう考えると、
自由って誰かから強制・禁止がないの
で、身軽なものと捉えていたわけなの
ですけれども、案外、自由の中に責任
が含まれているので、ずしっと重いも
のなのかもしれませんね。
「自由と責任はセットになっている」
と話していた喜多先生の言葉の意味が
理解できた気がしました。
最後まで読んでいただきありがとうご
ざいました。
あなたの明日が
素晴らしい一日になりますように。
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