成長を考える | こころとからだを癒す茂原の医師のブログ

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あたまとこころとからだをテーマに
日常生活や診療での気づきを綴ります.

みなさん、こんにちは。

こころとからだを癒す

茂原の医師

永野 修です。

 

 

休日の午前中

自宅で過ごしていたときに

感じたことです。

 

「茂原の医師が

 自分の夢であるなら、

 それに向けて自分は

 成長しているのだろうか」

 

「夢の実現に近づけている

 のだろうか」

 

その日は

久しぶりに何も用事が

なかったので

部屋の掃除をして、

緩和ケアに関する本を

読んでいたのですね。

 

西 智弘 先生 著

「緩和ケアの壁に

ぶつかったら読む本」

 

 

その時に

ふとそのような焦燥感が

湧き上がってきました。

 

おそらく

作者が自分より5歳も若く、

そして

緩和ケアについて

深い造詣をもっていること

それを

的確な言葉を使って

著していること

さらに

地域の街づくりに寄与していること

などからだと思っています。

 

著者は腫瘍内科医であり

緩和ケア医でもあって

研修医のころから沢山の「壁」

にぶつかってきて、今も「壁」に

ぶつかっていると書いてありました。

その壁をテーマに以下の8章について

まとめていました。

 

それぞれの章のテーマを記すと

1章:医療の呪縛という「壁」

 

2章:「いい死に方」にとらわれる「壁」

 

3章:哲学の難しさとう「壁」

 

4章:エビデンスがない治療に

直面する「壁」

 

5章:意思決定するときの「壁」

 

6章:早期からの緩和ケアの「壁」

 

7章:緩和ケアにおける医療安全の「壁」

 

8章:バーンアウトの「壁」

 

どの壁も

確かにそうだな、その通りと

うなずくことばかりで

 

かつての自分は

8章:バーンアウトの「壁」に

ぶつかっていたのがわかりましたし、

 

今の自分は

もしかしたら

「いい死に方」にとらわれる「壁」に

ぶつかっているのかもしれない。

 

そんなように

読みながら思っていました。

 

そして

この著者は

6章:早期からの緩和ケアの「壁」

の中で、勤務先の病院の周辺地域の

企業・住民・医療者を巻き込む形で

街づくりに取り組んでいることが

書かれていました。

 

「+Care Project(プレスケア

 プロジェクト)」

これは10~20年後を見すえて、

そのまちを

「病気にならないまち/病気になっても

安心して暮らせるまち」

にしていくことを目指して、区内の

お祭りでの医療相談コーナー設置で

対話の場を増やしたり、楽しみながら

体作りをしていけるイベントや、

「病気になっても安心して暮らせるとは

どういうことか」というテーマで討議を

重ねたりしていると記されていました。

 

実はこれこそが

自分が茂原でやってみたい

と思っていることであって

胸が躍るような感覚になったものの

 

ふと

すでにそれを実現している著者と

比較してしまう自分がいました。

 

そして

こう思ってしまうのでした。

 

「茂原の医師が

自分の夢であるなら、

それに向けて自分は

成長しているのだろうか」

 

「夢の実現に近づけている

 のだろうか」

 

どうしたらよいのか

しばらく考えながら

モヤモヤしてしまい、

ふと自室から外を見ると

青空が広がっていたので

気分転換にジョギングすることに

しました。

 

近所の遊歩道を

温かな日差しを浴びながら

深呼吸をして、ゆっくり走り始め、

両脇の木々の葉が黄色や赤に変わって

いるのを見て、秋から冬になるのを感じ、

それが落ち葉にもなっていて、

その落ち葉をサクサク踏みながら

歩いたり、そしてまた走ったり

とても気持ちがいいものでした。

 

そのときにふと思いました。

こうやって

自然に触れ合いながら、

五感を解放して

こころとからだの調子を整えること、

これももしかすると

次のアイデアを生み出すことや

行動することの準備になるのかも

しれない。

つまり

成長に繋がることと言えるかも。

 

そして

ジョギングをしていて

思い出すことがありました。

 

それは

ジョギングが好きなのは

自分が前進している感覚が

持てるからなのです。

 

足を前に出せば、いやでも

体が進んでいく。

 

そして

ゴールに近づいていく。

 

この感覚が好きなのです。

 

これが

自分の夢へ近づいているように

感じてしまうのですね。

 

どんな小さな一歩でも

前に出せば

ゴールに近づいていく。

 

これを思い出したとき

「自分の歩幅でいい」

が浮かんで、

いろいろな焦りがふわっと

消えました。

 

 

「言葉のギフト」

https://ameblo.jp/osamu3150/entry-12465635375.html

 

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

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