みなさん、こんにちは。
こころとからだを癒す
脳神経外科ドクター
永野 修です。
先日、
NLP(神経言語プログラミング)の
一日集中講座を受けてきました。
NLPについては
このブログに紹介しています。
「漠然とした不安を整理する. その2」
https://ameblo.jp/osamu3150/entry-12420183705.html
この一日集中講座を受講するのは
2016年、2017年の2年間学んだ
NLPの復習と新しい気づきを
得るためです。
(そして一緒にNLPを学んだ
大切な友人に会うためですね)
この日のキーワードは
「ありのままの自分を知る」
でした。
ありのままと言えば
「ありのままの
姿見せるのよ~
ありのままの
自分になるの~」
『アナと雪の女王』の主題歌
Let it go~ありのままで~
が思い出されます。
この映画では
主人公のエルサが
封印していた能力を
解放したときに
この歌が流れていたように
覚えています。
そのストーリーから
考えると
今まで
我慢していたとか
抑えていた
本来の自分の性格や
好みなどをさらけ出す
いわゆる
カミングアウト
をするように思えるかも
しれませんけれども
今回の講義では
もう一歩踏み込んだ捉え方
でした。
講師のタカさんは
こんなように話してくれました。
「ありのままの自分
について考えたことが
ありますか。
そして
それを誰かに説明できますか。
例えば
「私は○○な人です。」
「私は○○が好きです。」
「私は○○な性格です。」
などいくつ言えますか。
もしかすると
それほど多くは
言えないかもしれませんね。」
「例えば
ポジティブ思考と
ネガティブ思考について
考えてみましょう。」
「皆さんはどちらですか
世間では
ポジティブ思考が好ましくて
ネガティブ思考はあまり良くない
など言われていますので、
もしかすると
ポジティブ思考にあこがれを
持っている方も多いかも
しれません。
ただ
この2つはNLPでは
メタプログラムと言って、
生まれたときから
脳にプログラムされている
ものとして捉えています。
そのため
ネガティブな人は
ずっとネガティブですし、
ポジティブな人は
ずっとポジティブなのです。
そして
これらは
それぞれの良さを持っていて
その両方の思考があるから
世の中は発展して
上手く回っているのです。
まず
ネガティブ思考の人の
優れているところは
「危機管理能力が高い」
ということ。
例えば
イベントを企画して
実行しようとしましょう。
ネガティブ思考の人は
先の見通しが立つことから
イベント開催日までの段取りが
容易に把握できて(特にマイナス
要因、あれとこれが足りないとか)
それに対して事前に準備ができる
こと。
一方で
未来の予測が立つばかりに
上手くいかなそうと思ったときは
やめとこうとか
もう一度考えなおそうとか
行動が止まることがあります。
反対に
ポジティブ思考の人の
優れているところは
「新しいものを創り出す能力を
備えていること。いわゆる
イノベーターになれる」
ことです。
ポジティブな人って
「まずはやってみよう。」
「やってみなきゃわからない。」
「なんとかなるさ。」
と言いながら
どんどん行動していきますよね。
このタイプが世の中を変えて
いくのですね。
さて、
この2つのタイプ、
どちらか片方だけだったら
どうなるでしょうか。
社会の発展や進展は
期待できますか。
両方のタイプがいて初めて
世の中が上手く回っているって
思えませんか。
このことが
理解できるのであれば
そして
自分がどちらかのタイプか
わかったのならば
自分がどう振る舞えばよいのか
わかりますね。
決して
自分と違うタイプで行動しよう
としてはいけないし、
それでは世間の役に立たない
ことがわかると思います。」
このポジティブ思考、
ネガティブ思考を例えに
「ありのままの自分
がわかったなら
『ありのままではない自分を
捨てる勇気』
そして
『ありのままの自分に
備わった能力を使って
挑戦する勇気』
を持ちなさい。
それをしないのは
怠惰と言っても過言では
ありません。」
と話してくれました。
とても
こころに響きました。
今まで
ブログの記事を書くことで
「ありのままの自分」
が分かってきたように
思っていた僕ですが、
もっともっと
その純度とか精度とかを
上げていきたくなりました。
そして
他の誰でもない
ありのままの自分だけに
備わった能力を使って
この世の中に貢献しようと
思うようになりました。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。