スペイン/ サル痘感染者4298人 ‼️
7月30日(土曜日)
猛暑の中のゴルフから帰ってきました。今の気温は36℃を指していますが、ホールアウトした時は34℃、この程度だと、もはや猛暑とも言えないほど体が暑さに慣れてきました。
マドリード市長もなかなかタフ、今日も我々の2組前で元気にプレーしていました。
猛暑のゴルフといえば、日本の女子プロツアーでも、スペインとは比べ物にならないとは言え、相当な暑さだったようで、「楽天スーパーレディース」で優勝争いをしていた安田祐香プロが熱中症のため棄権したようです。逆に、勝みなみプロのように8アンダーで回る強者(?)もいます。3日目を終わって21アンダー、2位に9打差というとんでも無いスコアーを叩き出しています。
凄いの一言です。
スペインでは、初の「サル痘」による死亡者が出た事で、TVでも詳しく報じられています。昨日、バレンシア州で1人、今日、コルドバで2人目が確認されましたが、ヨーロッパでは初めてのケースですので緊張感が高まっています。
「 サル痘」については、日本でも2人目の感染者が確認されたと、いつもの通りメディアが大騒ぎしていますが、スペインでは2人目の死亡者ですので、事の重大さが違いますね。
WHOは、サル痘の感染者は、29日現在で21699人、7人が死亡と発表。その内の70%はヨーロッパにおける感染ですが、スペインでは4298人、死亡者は先述の通り2人出ていますので、かなり深刻な状況にあります。
スペイン/ 熱中症の死亡者1900人 ‼️
7月29日(金曜日)
今日は週末の金曜日、猛暑やコロナ 何するものぞと夏のバカンスに出掛ける車列で、マドリードからの幹線道路は大混雑しています。
先日、WHO/EURの発表したスペインとポルトガルにおける熱中症による死亡者数、1700人は、2カ国合わせての死亡者なのか、あるいは1カ国の数なのか、多分、両国の合計だろうと書きました。スペイン人の友人にこの件について話した所、トンデモナイ、多い時は1日に100人が亡くなっているとの事でした。
その言葉を裏付けるような数字が発表されました。
今日の国営TVのニュースで、6月の死亡者は829人、7月に入っては9日間で1047人を記録したと報じていますので、図らずも友人の1日100人説を裏付けました。また、7月中(まだ2日残っていますが)の合計死者数は1900人に上ったそうです。他の主だったメディアも、其々に熱中症による死者の数を上げていますが、数字はまちまちですので、国営TVの数字を取り上げました。
新型コロナの初期には、日本でも交通事故で亡くなった人の事後検査で陽性だったとして、コロナによる死亡として計上していたように、暑さに伴うものの、他の疾患で亡くなった人も多少は含まれているのでしょうが、大変な数字です。7月の熱中症での死亡者数は去年の4倍だそうですので、今年の猛暑の凄まじさが良く分かります。
スペイン/ 20年ぶりの低失業率へ ‼️
7月28日(木曜日)
スペインでは、拡大する森林火災、新型コロナやサル痘の感染がなど暗いニュースが続いていますが、久しぶりにグッドニュースが報じられています。
「エル・パイース」紙によりますと、6月度の失業数の減少を受け、失業者は300万人を割り込み、就業者数も2000万人強となり、失業率は12.48%で、2008年以来最低を記録しました。日本やドイツと比べると、まだまだその率は高いとはいえ、徐々にでも回復に向かっているのは何よりです。