
ブルース・リーも出演し人気を博した往年の米TVシリーズを「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー監督が劇場長編としてリメイクしたアク ション・エンタテインメント。昼間は新聞社の社長を務める主人公が、夜には相棒と共にヒーロー“グリーン・ホーネット”となり、ハイテクとメディアを駆使 して悪党に立ち向かう姿を痛快に描く。主演は「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」のセス・ローゲン。共演にジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、ク リストフ・ヴァルツ。
ロサンゼルス。幼少期に母を亡くし、新聞社の創業者である父に厳格に育てられるも、その反動で放蕩息子に成長したブリッ ト。彼はある日、父が蜂に刺され急死するという悲劇に直面してしまう。そして、突然社長の座に就いたブリットは、父の運転手カトーから驚愕の事実を知らさ れる。実は天才発明家であるカトーは、父と秘密裏に数々のハイテクマシンを発明していたのだった。父の遺志を継いで正義に目覚めたブリットは街に蔓延る悪 党の一掃を決意し、グリーンのスーツとマスクに身を包んだ自分たちを“グリーン・ホーネット”(緑の蜂)と命名する。また、悪人を装った方が標的に近づき やすいと考えたブリットは、彼の新聞社の記事でグリーン・ホーネットを新たなワルとして世間に知らしめるのだった。ハイテク満載の愛車“ブラック・ビュー ティー”を駆って夜の街に繰り出し、悪党たちを次々と蹴散らしていくブリットとカトーだが…。
色々とゴタゴタがあった作品だが、(監督、主演がチャウ・シンチーからミシェル・ゴンドリー監督、主演は台湾のジェイ・チョウになり、悪役がニコラス・ケイジからク リストフ・ヴァルツになったり)蹴った理由は、セス・ローゲンが総監督、脚本であるので、分かりやすいコメディ調になっているためっぽい。
最近のダークヒーロー(正義とは何か?)のようなアクションヒーローが多い中、セス・ローゲンらしいちょっと「クスッ」なるような小ネタ入れたアクション・コメディだった。監督はなぜにミシェル・ゴンドリー??アクション出来るのか?などと思っていたが、増殖系や画面分割などミシェルらしい映像で楽しませてくれた。だけど脚本のセス・ローゲン色がめちゃくちゃ濃くて、映像は爽快感あるのに主人公がダメなボンボンだから爽快感が半減する。セス・ローゲンは、やっぱりダメ男だけ出てくる映画のほうが合ってる気がする。
3Dは、あんまり活かしきれていなかったかな~。殴った歯がこっちに飛んできたりするくらいしか飛び出してくるの覚えてないし。




そういやエドワード・ファーロング出てたw(ターミネーター2)消えるの早かったなww