フェーズ6 | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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元レンタルビデオ屋店長の映画感想
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 致死率100%にもかかわらず、なぜか世界中に蔓延してしまった謎のウイルスによって人類滅亡目前となった終末世界を舞台に、4人の男女の希望の宛ての ない殺伐としたサバイバルを描くサスペンス・ドラマ。荒野を走る1台のベンツ。乗っているのは兄ブライアンと弟ダニー、それにブライアンの恋人ボビーとダ ニーの女友達ケイトの4人。彼らの目的は感染者との接触を避け、兄弟が子ども時代に過ごしたことのある人のいないメキシコ湾のビーチへ向かい、そこで食糧 を確保しながら、感染者とウイルスが死滅するのを待つというもの。その道中、彼らは一組の父娘と出会う。しかし、娘が感染していることに気づいた一行は、 すぐさまアクセルを踏み込み、父娘を置き去りにするのだったが…。

最近多いな、こんな作品。「ザ・ロード」もそうだけど、リアル志向で驚くような出来事は起きないロード・ムービーような話だが、人間の根本的なところに切込んでくる。胸が詰まるようなシーンが随所にあり、(究極の選択みたいな)この上なく絶望感が襲ってくる映画。ホラー映画のように襲ってきたり、グロなどの表面的な描写は、ほとんど無いので、それに期待している方は避けたほうが良いかも知れない。

つまらない映画ではないんだが、地味すぎるかな。それに、ポスターやストーリーだけ見れば、パニック的なモノを期待してしまうよ。良い意味で裏切られた!とはならないなぁ。考えされられるけどね。

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