ブロークン | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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ブロークン [DVD]/レナ・ヘディ,リチャード・ジェンキンス,ケイト・コールマン
 ファッション・フォトグラファーとして活躍する一方、「フローズン・タイム」で鮮烈な監督デビューを飾ったショーン・エリスの長編第2作。鏡をモチーフ に、不可思議な現象に襲われるヒロインが体験する恐怖を、シンメトリーを意識したこだわりのヴィジュアル表現で描き出すサスペンス・スリラー。主演は 「300 <スリーハンドレッド>」のレナ・ヘディ。
 ロンドンに暮らすX線技師のジーナ。父の誕生日に家族で楽しい食卓を囲んでいたところ、突 然大鏡が激しく割れて大破する。その場にいた全員が驚きながらも“鏡が割れると7年間不幸が続く”という不吉な迷信を笑いながら口にする。翌日、ジーナは 帰り道に自分と同じ車に乗る自分と瓜二つ女性を目撃し、衝動的に後をつける。そして、彼女のアパートに侵入したジーナは、そこに自分と全く同じ部屋を見る ことになる。訳も分からぬまま帰路についたジーナは、不注意から事故に遭ってしまう。幸い大事には至らなかったものの、事故前後の記憶が欠落してしまった ジーナ。その後も彼女の周りでは説明のつかない奇妙な出来事が次々と起こり続けるのだったが…。

ショーン・エリスの長編第2作め。映像の良さは目を見張るだが、あるSF映画と同じ。「サイコ」にも似てる。監督の世界観を存分に引き出ているとは思うけど、前作のように少しは万人向けにして欲しかったな。脚本のオリジナリティさもなかったし。この監督は、脚本を他の人に依頼したほうが面白い作品が作れそうな感じがする。ヌーヴェルバーグのような映画を作れば、それはそれで中途半端になりそうだと思うし。

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