モーテル2<未> | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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モーテル2

モーテルを経営しながら宿泊客のセックスを盗撮して業者に売りさばいていた男2人が、盗撮カメラを通して男が女を惨殺する現場を目撃するところから動き出す。最初は警察に通報しようとした2人だが、そうすると自分たちの盗撮家業もバレてしまう。それにスナッフビデオはセックスビデオよりも価値が高く、いい商売になることに気がついた。かくして、2人はスミスと名乗る殺人鬼と手を組み、スナッフビデオの製作を始めることに。そして、最初のターゲットとなる若い男女3人がモーテルにやってきた……。


原題が「VACANCY 2: THE FIRST CUT」なので、前作よりも前の話。このモーテルが、如何にして「1」のようなモーテルになったかを描く。前作は王道のホラー映画で、なかなかのものだったが、これは「前作?なんだっけ?」のような繋げる気がほどんどない。ラストにチラッっと「続く。。」みたいな話なんだけど、投げっぱなし。スタッフが総入れ替えしたようなので、別物になっている。前作のB級ホラーのお約束を期待していると裏切られる。


脚本が悪すぎる。面白いホラーにもなりそうなのに、ことごとくおかしな方向へ行ってしまう。同じスタッフで作ったら、面白いB級ホラーになったかもしれない。特に見る必要もないスルーしても良い映画なので、興味のある方はどうぞ。


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前作で殺す側の正体も明かされていて、殺される側と両方の気分を味わえるのに生かしきれていない事が残念。