スルース SLEUTH 【探偵】 | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想

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スルース 【探偵】
¥2,953
ローレンス・オリヴィエとマイケル・ケインの競演で72年に映画化されたアンソニー・シェイファーの傑作戯曲を、マイケル・ケインとジュード・ロウの競演で再映画。ひとりの女を巡って、夫である初老の推理作家と浮気相手の若い俳優が、互いに罠を張り巡らせ危険な心理戦を繰り広げるさまをスリリングに綴る。今回はローレンス・オリヴィエが演じた夫役にマイケル・ケイン、そのマイケル・ケインがオリジナルで演じた若い男をジュード・ロウが演じる。監督は「ハムレット」「魔笛」のケネス・ブラナー。
 ベストセラー推理作家アンドリュー・ワイクが暮らすロンドン郊外の豪邸。ここに、若い俳優マイロ・ティンドルが訪ねてくる。彼こそは、ワイクの妻マギーの浮気相手。この日の来訪は、ワイクにマギーとの離婚を迫るためだった。それを承知で彼を穏やかに招き入れるワイク。そして、失業中だというティンドルに、贅沢が身についた妻を満足させることはできないだろうと切り出すと、あらかじめ用意していたある提案を持ちかけるワイクだったが…。

「探偵スルース」のリメイク。ローレンス・オリヴィエ×マイケル・ケインが本作ではマイケル・ケイン×ジュード・ロウです。現代のハイテク装置がたくさんあり、緊迫感があり、2人の演技も素晴らしく(ジュード・ロウはカッコイイ!)映像もスタイリッシュで凝っていて、カメラがウニウニに動く。

面白かったが、後半が微妙になってしまった。あの終わり方はないだろう。。銃という小道具で、立場が上になったり下になったりというのもなんだか好きじゃない。密室劇は好きなんですが、残念な作品だった。