モーテル | 元レンタルビデオ屋店長の映画感想
- モーテル
- ¥2,982
- 寂れたモーテルを舞台に、残忍な殺人ビデオの標的にされてしまった夫婦の恐怖を描いたサスペンス・スリラー。主演は「アンダーワールド」のケイト・ベッキンセイルと「Gガール 破壊的な彼女」のルーク・ウィルソン。監督はハンガリーでキャリアをスタートし、本作でハリウッドデビューを果たした新鋭ニムロッド・アーントル。
車で帰宅途中のデビッドとエイミーのフォックス夫妻。夫婦仲は冷え、離婚が決定的な2人は、車の中でも険悪な雰囲気。そんな矢先、車が故障してしまい、真夜中の田舎道で立ち往生してしまう。歩いてどうにか近くのモーテルに辿り着いた2人は、やむなくそこに1泊することに。薄汚れた部屋に通され、ますます不機嫌になっていくデビッドとエイミー。そんな中、ふとデビッドが再生したビデオには、趣味の悪いホラー映画らしき映像が映っていた。ところが、よく観てみると残忍な殺人シーンが行われている現場は、紛れもなく今彼らが泊まっているその部屋だった…。
不条理なサスペンス・ホラー。セオリー通りのサスペンスで先が見えてしまいますが、CGをあまり使わないチープさは良かった。エグい描写は、あまりなく、身近にある恐怖になっている。しかし、アメリカ人なら高速道路の脇にあるホテルに一度は止まった事があるんでしょうが、日本には、そんなものは無いので(古いラブホなら沢山あるでしょうけど)日本人にはあまり伝わってこない。お決まりの、なんで○○しないんだよ!武器もって戦えよ!しむらぁ~後ろ!です。(笑)
- ちなみにDVDには、もう一つのオープニング(最初がラストの)が入っています。

