アイアール社内の昼礼にて、今日のフィロソフィ 『真の勇気を持つ』についての社員からの質問と、それに対する解説をしています<故.稲盛塾長への敬意と感謝の気持ちを込めて>。
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2022.12.23 質問者立場=主任
どういうときに勇気がいるか?を考えたときに、指示する側として、社内で言い辛いことをちゃんと言わなければならないときがそういう時かなぁと思います。以前、何かのフィロソフィで言葉(伝え方)にも気を付けると教わりました。言い方(伝え方)で何かポイントがあれば教えてください。
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子育てでも、怒ると叱るは違う。怒るのではなく、叱るんです。
と聞いたことがあると思う。
これはある程度社内でも同じで、自分がイライラとムカついている状態で、いくら言葉を丁寧にしても愛は感じない。
もし自分自身がイライラとしていることを自覚できれば、次のように振り返ると良いのかも。
まずは大前提に自分が真剣にやっているから、そういう感情が生まれるということ。
そして、孫氏の兵法書の最初にあるエピソードと当てはめてみる
1回目の指示でうまくいかない場合は自分の指示に問題がある。
もう一度、指示の仕方を反省・工夫をして指示をする。それでもうまくいかなければ再度ブラッシュアップする。
3回目でもうまくいかなければ、本人に問題がある。
仕事というもの、そして書類の向こう側には、色んな事情で経営し、そして色んな事情で働いている人がいることが見えていないと、書類作成を軽く考えてしまう傾向にある。
そういう部分が伝わっていくと、うまく流れていくようになっていくと思います。