アイアール社内の昼礼にて、今日のフィロソフィ 『ベクトルを合わせる』についての社員からの質問と、それに対する解説をしています。

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2022.12.05 質問者立場=庶務

日本とスペイン戦のサッカーの試合をTVで見て、ゴールを決めた選手が、試合前から試合に勝つイメージができていたと答えていて、自分との違いを知った。自分は、自分を基準にできるとか無理とかを考えてしまう。

自分の意志を会社の方向に持って行くために、どう考えると良いのか?をアドバイスください。

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スポーツでも仕事でも、リングの中にいるのが自分と認識すると良い。

 

他のフィロソフィで「燃える闘魂」に格闘技の例えがあるので、それで表現してみると、リングサイドには、同僚・会社の皆がいる。

 

ちなみに、観客はお金を払っているお客様。

観客は「もっと手を出せ!」「立ち上がれ!」と、ある意味で自由に応援する。ヤジも飛ばす。逆転すれば、最初から信じていたと言い、負ければ、プロ並みに分析をする。

 

リングサイドのメンバーは参加者だけど、リングに入って実際に手を出したり、足を使える訳ではない。

リングの中以外でできる全てを行う。

それまでに一緒にトレーニングをしたり、別の試合で苦楽を共にしている仲間。

 

そして自分がリングの中にいる。

今までの練習の成果を出すつもりでも、疲れて手を出せず、足も動かない。

それでも精一杯を出し切る。

 

人生も仕事も自分が主人公で、それぞれの役割を全うしようとしている。

 

と、そのように客観視して、自分を見てくれると、当事者ということを理解しやすくなるのかなぁと思います。