社内の昼礼にて、今日のフィロソフィ 『私心の無い判断を行う』についての社員からの質問と、それに対する解説をしています。
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2022.05.26 質問者立場=庶務
会社のルールよりも自分のルールを優先して仕事をするつもりは無いけれど、改めて考えてみると、そういう部分もあるのかなぁ?と思ったのでこのフィロソフィを選びました。もう少しその部分を詳しくお願いします。
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会社で行うことは「再現性」が一つのキーワードになっている。繰り返し繰り返しの中で創意工夫を続けて、より働きやすく、より良いものをお客さまに提供することを続けている。
1回だけなら難しいけど、繰り返しの再現性があるものは、マニュアルやルールが作られていく。このマニュアルやルールがあることで、お客さまにとっては、安心して安定したサービスを受けられることになるし、社内でもムリ・ムダ・ムラを改善できる。
会社はルールを改善したり、止めることは良いこととしているけど、ルールを破ったり、自分だけの例外を作ることは良くないこととしている。それは結局は、私心が優先してしまっていることになっているから。その行き先に秩序の乱れやサービスの品質のムラも出て来る。全体から見ると、例えそれが仕事を早くする目的であっても、身勝手に見えてしまうことも知っておく。
また、ルールを守り、不具合があると思えばそれを改善(止める)することも、私心があると躊躇(ちゅうちょ)して本音で話せなくなってしまうこともあると思う。
私心って、ややこしくさせますね。