日本維新の会は、「地方から国の形を変える」を目的に設立されたと、結党の理念に明記されています。 国が地方のカタチを縛るのではなく、”地方から”変えるというのが価値観なはずです。
当然ながら、大阪維新の会は、大阪の都市的課題と二重行政の状態である大阪府市の在り方を変えるべく、新たな大都市”自治”制度を実現するために設立された政治団体です。
私自身もこの理念を具現化すべく、大阪維新の会として政治活動が始まった初期(2010年春の福島区での大阪市会議員補欠選挙)から、橋下徹さんの下、ボランティアとして加わらせていただき、そして、自らも候補者となり、府議会議員となり、大阪維新の会メンバーとして、13年間、全力で取り組んできました。
だからこそ、今は、不本意ではありますが、大阪維新の会 / 日本維新の会 を離れてはいても、大阪における「新たな大都市”自治”制度」の創設には、人一倍、並々ならぬ想いがあり、「大大阪」の実現に政治生命を懸けて挑み続ける覚悟で、議員活動を続けています。
中央集権的な価値観ではなく、大阪市民・府民が納得できる、そして、大大阪へと発展できる大都市自治制度の確立に、笹川おさむ は挑み続けてまいります。
いわゆる"副首都"の要件に、「特別区(都構想)」を入れることについて、大阪維新の会を創設した6人の府議会議員の一人である 鈴木憲 議員からも、大阪府議会の場において、疑問を呈する言及がありました。
鈴木憲 議員は、本日の本会議で質問に立ち、副首都法案について、「私が疑問に思ったのは、副首都となりうる必要要件として、二重行政が解消されていることをあげていることです。副首都と大阪都構想は全く別の概念です。」と発言し、「大阪都構想を提案し続け、住民投票に勝つまで、大阪は副首都になれないということになる。」との認識を示し、「副首都になるためと称して、大阪都構想の住民投票をやり続けることになりかねないと危惧しています。」と続けました。
鈴木議員が疑問を示した内容に、私も同感であり、「副首都は特別区を要件とすること」について、大変危惧しています。