『おおさかSafety Bicycle つながるサミット』(大阪府教育庁・大阪府警察本部 主催)に出席させていただきました 🚲
Safety Bicycle 推進校 6校(宣真高校、賢明学院高校、府立 北摂つばさ高校、府立 交野高校、府立 茨木西高校、府立 みどり清朋高校)の生徒会等の皆さんが、自校での 自転車ヘルメット 着用や自転車の安全利用の向上のために行動した実践事例や成果等について発表してくれました。
たとえば、自転車通学時のヘルメット着用を義務化している高校においては、放課後に安全講習を生徒会の進行で開催して地域の警察署と連携したり、また、ほとんどの生徒がヘルメットを着用していない高校では、ポスターや動画を作成して掲示したり、ヘルメットの製造販売企業と連携することとなった高校では、高校生が被りたいと思えるデザイン性の高いヘルメット案を話し合ったりしている、などの発表を聞くことができました。
また、どうすれば自転車ヘルメットを着用するか?に対して、髪型の崩れをなおせるようにヘアアイロン等の持ち込みを可とする、着用のルールがないことから校則化する、デザイン性の面ではオリジナルの柄やプリントができるヘルメットがあればいい、などの意見が生徒の皆さんから出ていました。
自転車事故に関して、全年齢で最も事故件数が多いのは、高校生です。
だからこそ、高校生の生命と未来を守るためには、最低でも、事故の発生が多い通学時において、自転車ヘルメットを着用する環境を創ることが大切だと考え、これまでも、大阪府議会の場や教育庁の皆さんとの意見交換の場においても、何度も何度も質問や提案を行なってまいりました。
今日の発表を聞いて、生徒の皆さんの意識や気持ちの高さを感じることができました。
一方で、私自身は教職員の皆さんと同じエリアの席で生徒たちの発表を見ていたんですが、そこで会話されている内容が、「条例や校則を作っても生徒は守らないからね〜」「全国と大阪は違うからね〜」などであり、どうすれば 自転車事故から自校の生徒の生命と未来を守れるのかの発想ではなく、意識の低さを感じました。
残念ですが、大阪における高校生の自転車ヘルメット着用の向上は、教員の皆さん(大人)の意識改革から始めるべきかもしれないと思いました。
(実際、教員の皆さんが、通勤時や勤務中の自転車利用で、ヘルメットを着用していなケースが多々あることが確認されています。)
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高校生の皆さんがワークショップで考えてくれたキャッチフレーズをいくつか紹介
○ ヘルメット みんなで被って ハッピーやん
○ 一瞬の誘惑より 一生の安全
○ 予測不能を予測する
○ 私の相方はヘルメット
○ 助かる命 一人でも多く