府立 西淀川支援学校 の老朽化施設への対応や災害時の安全確保に関して、中川セイタ 府議、かくたに庄一 府議、前田洋輔 府議とともに、府教育庁(支援教育課・施設財務課・保健体育課)と意見交換しました。

学校現場も含め、府教育庁は、児童生徒の命の安全に対する危機意識を高めるべきです!

特に、危機意識が甘いと感じたことは、避難口となっている扉の片方が老朽化で開かず、片扉の開きでは身体不自由の児童生徒が乗るバギー(車いす)がギリギリ通れる幅になってしまっていたり、避難扉の前に物が置かれていたり、避難経路が伸びた雑草で埋め尽くされていたり、という状態だったことです。

避難口の扉の修繕など、災害時の児童生徒の安全確保のための緊急修繕については、昨年度から 中川セイタ 府議が教育常任委員会などで取り上げて要望し、府教育庁も早急に対応すると答弁していた案件でもあるのに、まだ改善されていなかったというのは、とても残念です。

学校という空間は、児童生徒が学ぶ場であり、生活する場として、安全が確保されているのは、当然の条件です。避難訓練にしても、やることが目的化してしまい、エラーを見つけ改善することに着目せず、置かれている環境を当たり前だと思い、ほぼ思考停止している学校もあるのではないかと危惧します。

府立学校に関しては、多くの学校が老朽化の問題に直面しています。

ここ3年間、大阪府議会 の場で、徹底的に議論し、府教育庁に求めてきた 大阪北視覚支援学校 の老朽化問題も、残念ながら、未だ抜本的な解決策の決定に至っていません。


府立学校老朽化1兆円問題大阪府政の大きな課題です。