本日の『府政(府議会)報告会』(令和2年 第10回) には、2名の方々にお越しいただき、大阪府の新型コロナウイルスへの対応と支援策、府議会9月定例会の議案審議の内容と結果、特別区制度(大阪都構想)の仕組みと意義について、約45分間ほど報告させていただき、約30分間ほど質疑応答やご意見をいただきました。
(10月 2日 15:00~16:15)
[ご質問]水道料金・介護保険料・市営住宅の駐車場代、敬老パスでの1回あたりの運賃が高くなると言っている人がいるが、そうなのか。
[笹川理]特別区が設置されることで、これらが高くなることはありません。むしろ、今の仕組みのままでは、大阪市の水道管や浄水場施設の老朽化への対応に係る支出により、水道料金が高くなることが予測されており、水道事業が府へ移管され広域化されることによるコストダウン等により、水道料金の上昇をできる限り抑えることが可能になると考えています。
[ご意見]住所表記が少しでも変わることで、覚えるということを苦手に思う高齢者もおり、その方達はこのことだけをもって、反対と投じる方もいるということも忘れずに、制度理解の促進を図る活動を行って欲しい。
[笹川理]しっかりと肝に銘じて、高齢者の方にも寄り添った制度説明や理解促進に努めます。
[ご意見]区議会議員の報酬を今の市会議員の報酬額より大幅に下げるべき。
[笹川理]特別区が設置され、区議会の初めての選挙の際、または、区議会が発足して以降、有権者である区民が声を上げ、それを求めていけば、可能だと思います。
[ご意見]教育委員会が4つの特別区それぞれに設置されることで、1つの教育委員会が監督する学校数が約400校から約100校になることは、特別区制度に変わることで一番良くなる仕組みだと思う。
[笹川理]1つの教育委員会(事務局)と1人の首長である公選区長が約100校の学校を監督し、責任を持つことで、学校教育の質を向上させ、今よりも、いじめや体罰、虐待を発見し、対応することが可能になると考えています。
