大阪府立大学では、昨年度から「グローバルリーダー育成奨学金制度」を始めています。1年次の成績が良く、語学力がある(TOEIC 650点以上)等を条件に、2年生以上の10人程度の学生に、30万円の奨学金を授与するとともに、ワークショップや勉強会を開いてリーダーとして成長してもらうことを期待しています。
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本奨学金制度は、特待生の海外留学を資金面でサポートするだけではなく、グローバルリーダーとして必要な能力・国際的な感覚を伸ばせるよう、育成セミナーを実施するとともに、国際交流の様々な場面に主体的に参加し、リーダーシップを発揮して、他の学生のロールモデルとしての活躍が期待されています。
記事によると、府大の 吉田敦彦 副学長(学生センター長) は、本奨学金制度で、「経済的な下支えをする奨学金や、過去の成績を表彰する奨学金だけでなく、とんがった学生が他の学生のロールモデルになれるよう、学生が成長する過程を支援したい」と語ったとのことです。
今年4月から、大学・短大・専門学校等の低所得世帯への無償化や、大阪府立大学・大阪市立大学における府内在住の大学生・院生への無償化が始まりますが、各大学が独自に実施する、学生の成長や研究を支援する目的を持った奨学金制度の普及を応援していきたいと思っています。