第4回『大阪府受動喫煙防止対策懇話会』を傍聴しました。懇話会では、3つの団体の方々が意見を述べられ、受動喫煙防止対策の必要性を強調されておられました。
その中でも、ある団体の方が主張された「子どもを受動喫煙から守る」という訴えは、私の想いとほぼ同じくするものでした。
それは、子どもは受動喫煙からの保護の必要性が高いこと、保護者の受動喫煙に対する意識を変え高めること、住居内での同室・自動車内に子どもが居る場合は受動喫煙に配慮すること、啓発・広報・学校教育での学習に取り組むこと、等のご意見でした。
また、医師の方からは、子どもが長時間の受動喫煙に晒されることは、咳の長期化、喘息、中耳炎の原因になる危険性が高いということが紹介されました。
私は、ぜひとも、大阪において、受動喫煙の被害から子どもたちを守りたいと強く思っています。多くの府民の方々は、モラルをもって喫煙され、また、子どもが周囲にいる場合は喫煙することに配慮されておられます。しかし、一方で、我が子を長時間、受動喫煙に晒し続けている親がいるのも事実です。
私が『子どもを受動喫煙から守る条例』を大阪で制定したい部分は、多くのモラルある府民の方が行こなっておられる行動や意識を条文化し、一部の意識の低い方々へ、しっかり啓発できるような社会環境を作りたいとの想いからです。
一人の子どもも受動喫煙の健康被害や悪影響等に晒されない大阪の未来を、皆さんと一緒に作り上げさせていただきたいということを願っております。