スマートエイジング・シティ具体化手法セミナー・シリーズ『第3回 「孤独」「孤立」の何が問題か? ~見守り、見守られ、気づき、気づかれ、支え、支えられるコミュニティをめざして~』に出席しました。 [午後2時~5時]
基調講演『優しいまなざしをつくる地域の絆 ~都市部における地域活動・有償活動・事業所による見守りの総合的な展開~』(講師:服部麗子 豊中市社会福祉協議会 地域福祉課長)では、地域福祉現場のリアルな現状や課題について学ばせていただきました。
各地の活動報告では、(株)セブンイレブン・ジャパン 関西ゾーン総務担当マネージャーの黒瀬さんから『社会的課題解決に貢献する“近くて便利なお店” ~セブンミールと見守り~』を、(株)こころみ 代表取締役社長の神山さんから『孤独と孤立をなくす ~コミュニケーション型見守りサービス~』を、大道会森之宮病院 診療部医療社会事業課長の藤井さんから『医療相談室から見た森之宮地域の課題と取り組み ~孤独死リスクに対する早期支援とモーリンハウス~』をご紹介いただき、お聞きさせていただきました。
セブンイレブンさんでは、約8割の店舗で“セブンミール”という健康バランスに配慮した日替り弁当と店舗で販売している商品をお届けするサービス(店舗から徒歩5分~1㎞圏内)を実施しており、その配達員として、シニア世代を積極採用してるそうです。また、この配達を通して、見守りや高齢者の孤独防止に貢献しているとのことです。
こころみさんのコミュニケーション型見守りサービスとは、高齢の親御さんをもつ方から依頼を受け、週に2回、専任の担当者が電話(初回は訪問)で親御さんと会話をし、その内容を依頼者へメール報告を行うというビジネススタイルだそうです。
森之宮病院さんのモーリンハウスとは、医療・介護・リハビリモデルハウスのことで、相談も行っており、患者さんが退院後に自宅でも十分に生活を行っていただけるように、提案しておられるそうです。