正解はひとつ | 360度の幸せ

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あなたの想いを全て叶えましょう
まずは小さな一歩から

城おさむです。

 

この週末はお天気が良くて

良かったですね。

風水害の復旧に取り組んでいらっしゃる地域もあり

また、今朝は九州で大きな地震がありと

災害列島日本ですが

少なくとも天候がいいに越したことはありません。

こういう時、安易に言葉を掛けられないし

どんな励ましの言葉を投げ掛けても自己満足になるだけの様な気もします。

せめて、心だけはそばに寄せさせてもらい

自分に出来る範囲で力を出そうと思っています。

 

さて、私たちの日常生活では、様々な出来事が起きています。

いいこと

わるいこと

問題

悩み

困難

トラブル

などなど

 

いいことならいいのですが、そうでない場合

私たちは解決策を模索して悩みます。

その時、答えがひとつに決まっているのならいいのですが

残念ながら社会で起きる問題の答えは、ひとつではありません。

 

例えば政治。

政府が色んな政策を打ち出しますが

それに対して私たちはそれぞれの立場から

様々な意見を述べています。

 

それはなぜかというと

答えがひとつではないからです。

 

「いや、城おさむよ。それは違うぞ。科学では答えはひとつだぞ!」

 

そんな声も聞こえてきそうです。

 

今現在、答えが出ているような事柄があります。

1+1=2

のような問題なら、答えは簡単です。

ところが私たち人間がこの世について知っている事は

ほんのわずかなのかも知れません。

 

例えばこの地球上で、未だに新種の生物が発見されるという事実。

身近にある海の中

いつも見上げている空

空の先にある宇宙

人の命

人間の体

人間の心

 

まだまだ分からないことだらけです。

 

「そうはいうけどよぉ、お前、色んなことがわかってるじゃねぇかよぉ!」

 

うん。

そうなんですよ。

色んなことがわかってるんです。

ただ、それは、現時点の人間のレベルでわかる範囲での

最適解

なのかも知れないんですよね。

 

例えば昔、天動説が永く信じられていました。

ところが実際に動いていたのは、地球でした。

 

時代の価値観

人間の能力の向上

科学力の発展

などによって、既知の事実が覆されることがあります。

このことは、正解がひとつではないという事を示しています。

 

私たちの仕事に置き換えると、更によく理解できると思います。

 

お取引先に対してプレゼンをするとき。

A社に対して有効だった内容が

B社に対しても有効であるとは限りません。

 

また、A社のOさんには響いても

Pさんには全く響かないなんてこともザラにあります。

 

セールスマンの方、自分で商売をされている方は

日々、このような事実に直面している事でしょう。

10人お客さんがいれば、10通りのアプローチを考えるものです。

もしも正解がひとつなら、セールスレターを書いて渡せばいいんです。

リモートでアバターに文章を読み上げさせればいいんです。

 

ネットではセールスレターがセールスマンとして働いてくれますが

反応率は1%とかですよ。

優秀な人で3%とか5%

野球の優秀なバッターでも3割ですが

セールスレターで3割行ったとしたら、それは伝説のセールスレターになるでしょう。

 

それはなぜかというと、正解がひとつではないからです。

 

 

テレビで、カラオケ番組をよくやっていますね。

今もやっていました。

嫌いだからすぐ消すんですけど

あれも、正解をなぞるだけのものですよね。

 

決められたピッチ

決められた音程

決められたリズム

 

それを正確になぞれると、高得点。

ずれると、原点。

 

面白いのが、自分の曲を歌った歌手が

必ずしも高得点ではないという事。

 

じゃあ、その歌手は下手かというと、決してそうではない。

むしろ味があったりする。

 

それはなぜかというと

正解がひとつではないからです。

 

楽譜通りが政界ではないという事。

 

そうじゃないと、演奏者によっての味なんて出やしません。

 

もしも正解がひとつだったら、コンクールなんて必要ないんです。

パソコンに打ち込んで

「ああ、いい曲だなぁ…」ってやってればいい。

 

でも、実際は、そうじゃないでしょ?

 

 

「最近の若い子は…」と言うと、途端にオヤジ臭くなるのですが

気になっている言葉があります。

「そんなの意味が無い」

「やっても無駄」

「何のためにやるの」

 

つい先日もお話ししましたが、正解がひとつしかないと思い込んでいると

このような発想になるのかな?と、思います。

 

あと

効率とか

見返りとか

生産性とか

 

そういえば食戟のソーマという料理漫画で

主人公のソーマは、こう言ってましたね。

「正解がひとつしかないとつまらないだろ」

 

これは、料理が全てという日本最大の料理学校の中で

色んな発想で失敗と挫折を繰り返しながら成長していくソーマに対して

学園総裁の孫娘であり超エリートのえりなが問いかけた

「どうしてそんな発想を思いつくの?」

に対する回答です。

 

ハッキリ言いますが、やる前から答えなんてわかりません。

うまくいくかも知れないし、失敗するかも知れない。

もしも今現在成功だとわかっている道だけを

更に叩きながら歩きたいのなら、それでもいいと思います。

 

ただ、人間としての成長を望むのなら

イバラの道に踏み出すことも、時として必要になるものです。

 

 

ジャンプ+で毎週土曜日に連載されている2.5次元の誘惑という漫画

この最新話が、ちょうど今日お話ししているような内容でしたので

お読みいただいてもいいかと思います。

 

 

そういえば、先日お亡くなりになったアントニオ猪木氏が

こんな言葉を残されていますね。

「迷わず行けよ。行けばわかるさ。」

私はどちらかというとアンチ猪木なんですが

彼の残された言葉の数々は、本当に素晴らしいと思います。

「元気があれば、何でも出来る。」

実に、惜しい方を亡くしてしまいました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

という事で今日は

正解はひとつ

というお話でした。

 

それでは明日からの1週間。

お互いに頑張りましょう!

 

城おさむでした。