突然の訃報 | Photo Life in Toyama

Photo Life in Toyama

富山の写真家 林治のブログです

 

実は、私事ではありますが、木曜日の夕方に突然届いた訃報にショックを受けております。

そして1日以上経った今も、無念で残念で可哀想で悲しい気持ちと空虚感に立ち直れずにいます。

 

そこで、とても素晴らしい写真アーティストであり、人間的にも素晴らしかった彼女のことを偲び、天国の彼女に僅かですが感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 

協会メンバー全員の写真(この中にいる方です)

 

 

 

ダイヤオレンジ 彼女は、1X(世界最高の審査制フォトギャラリー)で活躍、なんと Publishedが300 うちAwardedが55と驚異的な実績です。またそのポイントランキングは現在、日本人第5位、世界でも211位と、世界でも非常に評価が高いアーティストでした。

 

ダイヤオレンジ また、1Xでは 1X Magazineに2回特集された数少ない日本人アーティストですが、海外での彼女の人気は凄まじく、2回目の特集に関しては賞賛と祝福のコメントがとんでもない数寄せられ、その数は過去のMagazineで1・2を争う数だったと管理者からメッセージがあったそうです。

 

ダイヤオレンジ もちろん彼女は来年3月に開催される 1Xアーティスト展の審査も通過しており、我々の仲間3人で出展することを大変楽しみにしていました。

 

ダイヤオレンジ 元々、彼女は4年前〜2年前頃、イタリアのFacebook写真投稿グループの管理人を10数箇所で務めていた経緯があり、今でもイタリアをはじめ海外の多くの写真投稿グループやPixel Photo Magazineなどに毎日のように投稿し、数多くの表彰を受けていました。

 

ダイヤオレンジ 彼女は暫く人物(特にこども)を対象に撮影していましたが、昨年、独自の撮影手法を編み出し花の撮影を行なうようになりました。それが非常に好評で、評価が高いだけでなく販売要望も増えていたので、今後販売に注力する計画も相談していました。

 

ダイヤオレンジ 一方、昨年の我々協会の写真展をきっかけに日本写真協会に入会したのを機に国内の活動にも取組んでいるところで、今年はじめて写真コンテストにも応募。それも応募作品の送付に和紙写真を送ったとのこと。(内々の話ですが、その結果は上位入賞のようです)

また、彼女は和紙と写真の組み合わせによる作品づくりを訴求しており、その素晴らしさを海外へ紹介したいと常々言っていました。

 

ダイヤオレンジ そして、ベルギーでの写真展が決まっており、現在既に準備を始めようとしていました。展示はもちろん和紙写真作品で予定していました。

 

 

このように、本当に多くの方よりこれからの活躍が期待されていただけに、その無念さは耐え難いものがあります。

もしよろしければ、1Xの彼女のギャラリーページをご覧になっていただければと思います。

 

 

 

また、ご家族の方の悲しみもいかばかりかとお察しします。

心よりご冥福をお祈りいたします。