2023年7月2日から尾瀬沼&燧ヶ岳へ行ってきました
Photo Life in Toyamaを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、撮影とトレーニング、そして膝のリハビリを兼ねて尾瀬沼へ。
そして、滞在中の尾瀬沼ヒュッテから日帰りで燧ヶ岳に登りましたのでレポートを投稿します。
ここ数年、6月-7月に尾瀬へ行くのが定例化し今年も尾瀬へ。1ヶ月前の5月31日〜6月2日に尾瀬ヶ原を歩いたので今度は尾瀬沼です。
コロナ禍以来どこでもそうですが、ここ尾瀬も小屋・キャンプ場ともに完全予約制のため事前予約をします。すると、7月3,4日の小屋予約は可能だけど7月2日と5日は満室。逆にキャンプ場は7月2日は取れるけど3日は満杯。
3泊する予定だったので、仕方なく初日はテントに泊まり、翌日から小屋に2泊するハイブリッドとなりました。
結果的に花は全くありませんでしたが、天気予報が全く外れほぼ晴天に恵まれたため、爽やかな素晴らしい尾瀬を満喫することができました。
長英新道の途中から尾瀬沼と日光白根山
行程
7月1日(土) 夕方、富山自宅発 == 磐越道新鶴PA (車中泊)
7月2日(日) 磐越道新鶴PA == 会津若松IC == (一般道) == 尾瀬御池駐車場
8:30発シャトルバス == 沼山峠 ー 尾瀬沼ヒュッテキャンプ場
(テント泊)
7月3日(月) 尾瀬沼周辺散策/ロケハン ー 尾瀬沼ヒュッテ (小屋泊)
7月4日(火) 尾瀬沼ヒュッテ ー (長英新道経由) ー 燧ヶ岳往復(俎嵓、
柴安嵓) ー 尾瀬沼ヒュッテ(小屋泊)
7月5日(水) 尾瀬沼ヒュッテ ー 沼山峠 == (シャトルバス) == 尾瀬御池
駐車場 == 大江戸温泉物語あいづ (泊)
7月6日(木) 大江戸温泉物語あいづ == 富山自宅
メンバー
私と家内(2名)
装備
登山、小屋泊&テント泊装備+食料2日分、撮影機材一式 計約20kg(私)
記録
7月2日(日)
7月2日の朝は燧ヶ岳の夏山開き。6:00から7:30まで御池駐車場で記念バッチの配布が行なわれたようですが我々の到着は8:00。既に賑わう様子はありませんでした。
そして、沼山峠登山口から尾瀬沼ヒュッテへ向かいます。
するとなんということでしょう。大江湿原にも尾瀬沼にも7月初めというのに花がまったく咲いていません。
尾瀬で花がないということは、昼間撮影するものがないということ。うーん。
7月3日(月)
7月3日に沼を回って周辺にも花がないことが確認できたので、昼の撮影はやめて明日・7月4日は足慣らしに燧ヶ岳を往復することにします。
この日は夕方、尾瀬沼からの西の空が焼けて素晴らしい夕景を見ることができました。
7月4日(火)
2:30に起き、誰もいない尾瀬沼周辺で撮影。
そして小屋で朝食後、天気は快晴。
重い荷物は小屋に置き、軽い荷物(8kg程度)で長英新道経由〜燧ヶ岳往復とします。
最初は緩やかな登り、そして途中からぐんぐん高度を稼ぎます。梯子数カ所を登ったり大きな岩を乗り越えたりしてミノブチ岳へ。ここで完全に稜線に出るので素晴らしい展望を楽しむことができます。帰りにここで昼食をとることにして、一つ目のピークである俎嵓(まないたぐら) 2346.2mへ。そして燧ヶ岳山頂である柴安嵓(しばやすぐら) 2356mへ到着。
柴安嵓の「燧ヶ岳山頂」石柱
ここは東北最高峰なので、俎嵓からは日光連山が、また柴安嵓からは平ヶ岳や越後の山が。そして1ヶ月前に歩いた尾瀬ヶ原と至仏山。遮るもののない展望を楽しみます。
帰路、ミノブチ岳で昼食をとり下山。そして14:00過ぎに尾瀬沼ヒュッテに到着。
早速、尾瀬沼ヒュッテの美味しい生ビールで乾杯。最高の味だったことは言うまでもありません。
7月5日(水)
今日は午後雨の予報なので、朝食後早々に下山です。
帰りは重荷ですが、春からのリハビリ山行のおかげで脚は快調です。
そして御池駐車場へ到着。ちょっと飛ばして歩いたので疲れ気味ですが、それも心地よく感じられます。
お疲れ様でした!
尾瀬御池駐車場へ戻ってきた
特記事項
・花の状況:7月2日から5日の間では、大江湿原・尾瀬沼周辺では、尾瀬沼ヒュッテ前を除きニッコウキスゲはほとんどありませんでした。また、ワタスゲも数個咲いているだけの状況でした。
・7月3日にキャンプ場が満杯だったのは、外国人学生の団体+引率のおじさんたちがキャンプしていたためで、コロナ禍後はこうした状況が増えているようです。夜かなり騒いでいたようなので、ご注意ください。
・尾瀬沼ヒュッテはwebで予約状況が満室になっていても、直前のキャンセルがwebに反映されないため、実際は空いていることが多々あるとのこと。宿泊予定日の前々日の午後〜前日昼頃までに電話で確認するのがベストのようです。(前々日昼までのキャンセルOKと告知されているため)
・膝(半月板)のリハビリのため、5月からトレーニング山行を4回行なってきたおかげか、今回膝の痛みを感じることはありませんでした。リハビリとトレーニングでなんとかこれを維持したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。