全国都道府県を巡った旅の思い出を、時には思い出しながら県別に整理をしています。宮城県の風景になります。
折石 宮城県気仙沼市唐桑町中 (2018年11月撮影)
唐桑半島にある巨釜・半造(おがま・はんぞう)という観光名所に行った時の風景です。
八幡岩
「巨釜」という名前は、前田浜から沖合を見たとき、大きな釜の中でお湯が煮えたぎっているように見え、また沖ある八幡岩が蓋のようにも見えることからこう呼ばれると言われているようです。
貞任岩(さだとういわ)
安倍貞任が隠れた場所として、その名が残されているそうです。
広田湾
リアス海岸独特の入り組んだ地形が連続し、波の浸食によって、奇岩怪岩が多く、荒々しい男性的な景観美が見られるのが唐桑半島にある巨釜・半造です。
御崎方面
ここから半造から見える風景になります。
トド岩
その岩の説明が無かったが、トドがその岩に登って日向ぼっこでもしていたのかな?
この辺一帯は海の資源が豊富で、アワビ等の貝類を採って生活し、繁昌したことから、「繁昌」がなまり「半造」といわれています。または、釜が半分だけ完成したような形なのでこのようにも呼ばれていたともいわれています。
潮吹き岩
ここに行った時は、潮の干満差が小さく大きく潮が上がって来ませんでした。
俎板岩(まないたいわ)
上部の平らなところが10畳ほどもあり地元の漁師がよくこの岩に釣りに来て、つり上げた魚をその場で料理したといわれ、この名がある。
トンネル岩
写真では見づらいが、トンネル岩は海面に浮かぶように立つ楕円形の巨石で、根元付近にはトンネルのような穴が開いている。
折石と八幡岩
巨釜側にある八幡岩(はちまんいわ)の名は、八幡太郎義家(源義家)に因んでいるようです。
折石
そびえ立つ高さ16m幅3mの大理石の石柱は、明治29年の大津波の際に先端が2m程折れてしまったことから、名付けられたと言われ、津波で折れてしまう以前は「天柱岩」と呼ばれていたそうです。
昔、嵐にあった漁船を鯨が御崎神社沖まで誘導し、無事救ったという伝説があり、この鯨の霊を祀ったものである。神社では、毎年正月7日の朝、神酒、イワシと塩とを塚に供えて鯨を供養している。又、鯨は神社の使いであるとの信仰があり、氏子は鯨を捕ること、その肉を食べることはしない。と説明板にある鯨塚は、文化七(1810年)庚午年(左側)と右側の紙垂(しで)のある塚は、天保七年(1836年)丙申三月廿一日と刻印されていました。