TR-7500 修理 | Ham Radio 修理日記

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TR-7500 アンロックとの事でお預かりしました。
アンロック状態ではありませんが、受信音が出ません。
 
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AF基板をチェックしようと基板を外すと突然ノイズが出ました、
コネクターの半田不良、芋付けがよく分かります、
当時、リフロー後フラックス除去と半田不良を見つけやすくするため
サンドブラスターを半田面に吹き付けていました、半田の艶をなくしクラックを
見つけやすくするためです、それだけ多かったんですね。
 
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周辺を含め再半田。
 
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その後、アンロックになる現象が出ました、ロック電圧がふらついています
この青いトリマーが不良です、
 
 
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2SC460も同時に交換。
 
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感度が悪くパワーが出ません、こんなところが外れていました。
 
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受信はするようになりましたが、パワーが出ません、
調べるとドライブ段の電圧がかかっていません、ここのQ12トランジスターが
不良でした。
手持ちの2SA496もこれで終了です。
 
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ドライブのパワー調整でトリマーが固着していました、交換
 
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LOWパワーの設定は出来ますが、APCが効きません、
VR5の電圧でQ12の電圧をコントロールしますが、入力側の
電圧が足りません、VSWRが上がったときパワーを押さえる
検出のダイオードD5が劣化の為でした、
 
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交換しました。
 
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受信部の再調整、2SC460はすべて交換。
 
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表示の7セグLEDの1部分が暗いですね。
 
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ジャンクは捨てずに。
 
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移植
 
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だいぶ錆が出ていますね、外してクリーニング。
 
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以前の記事でも書きましたが、1Wに切り替えるとメーターランプが
ブルーに変わります、しゃれてますね。
LEDに交換。
 
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10W時、
AUXの”L”で144MHZ台、SYNTH側で145MHz台が可変出来ます。
 
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奇数CH用?クリスタル”A”が残念ながら不良でした。
 
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交換部品
 
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