C401 修理工程 | Ham Radio 修理日記

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C401でトラブルが多いのはBUSYが点灯し音が出ない現象です、
今回6台続けてお預かりしましたのでまとめて見ました。
 
ここに使っているケミコンの100μ/4Vがもう少しで在庫切れです
いろいろ探しても見つかりません6.3Vならあるのですが、大きさ的に入らないので
私が出来る修理もストップです。
 
ご自分で出来る方の為にまとめました、参考にして下さい。
修理は自己責任でお願いします。
 
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まずはリアーカバーのビスを3本外し、基板を取り出します。
RFコネクターの半田を外し、コネクターを抜きます、ビス3本で止まっています
 
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コントロール側の電源、スピーカー、メモリー電池の半田を外し4本のビスを外します。
LCD部が非常に弱いので注意し外して下さい。
 
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筐体から外した所です。
 
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次にコントロール基板に付いているケミコン100μを半田コテ2本を使い外します。
キーパットのパターンも腐食しています。
キーが効かないとのトラブルもこれが原因が多いです、
 
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キーパットも接触不良になっていますので、アルコールなどで十分清掃して下さい。
 
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アルコール等で十分清掃し新しいケミコンを取りつけます。
 
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次に無線部、コネクターを外さないとケミコンを外せません、
このコネクターも接触不良になっています、周波数が変わらないトラブルもこれが多いですね
コネクターも十分清掃します。
 
 
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次に220μを外してから100μを外します、だいぶ腐食していますね、
 
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すべてを外しきれいに清掃します、音が出ない原因はこのパターンの断線です。
 
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切れているパターンを裏でつなぎます、オーディオICに供給している電源が切れているので音が出ません。
 
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すべてを戻し再調整し完了です。
 
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