FT-747GX 修理 | Ham Radio 修理日記

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以前修理したFT-747GX今度は操作が効かなくなり、動作不安定との事で預かりました。
 
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電源を入れると、ON AIRランプが点き操作してもエラー音が出ます、
送信状態の様ですが、送信はしていません。
初めはCPUを疑いましたが、PTTラインが"L"状態です。
これがとこで"L"になっているのか探すのに苦労しました。
結果CWキーのディレー回路のD87を外すと止まります、
 
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疑いもなくQ36、M5223Pをお願いし買ってきていただきました、
ところが交換しても同じ現象です?
6番ピンが"H"なのに、1番ピンが"L"です間違いなくこの回路がおかしいですね、
もう一度確認すると3番ピンが"H"でなければいけないはずが、"L"状態です、これでは送信してしまいます、
チェックするとR213が無限大で断線です…
 
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実はここ一番初めに怪しいと思った場所で、インダクターをボンド付けされていた場所です、
ボンドを取り除き確認した時は見た目は良さそうだったのでそのままでした。
 
リードはボンドで着いている様見えますが、内部で断線していたようです。
交換後のR213、Q36です、下側に見えるのが、厄介なボンドです。
 
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パターン面の様子です。
今回の修理、たぶん、だろうが間違いの元でした、最後まで追いかけないと駄目ですね、反省。
 
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