作りたい。 | 行政書士おさくの部屋

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東京品川の行政書士。自動車、会社設立・起業と事業運営支援、遺言相続専門。これまでクルマ畑一筋で会社もやってます。

字光式ナンバー。

まあこれ自体は特別なものではないのですが。

その「台座」が曲者です。

以前に、元々、字光式ナンバーながら、ペイントを持って行ってハマったことがありました…

書類は郵送でやり取り。

登録し、ナンバー交換当日まで現車の下見をする機会がなく。

ちゃんとお客さまに「ペイントのやつでいいんですよね?」と事前確認したのに、

「ペイントでいいです」

とのご返答。

これ、間違いではないです。お客さんはペイントを希望してます。

しかし、現車にはバッチリ字光式が、という…

お客さんの了解を得て、台座を外して、配線処理をして。

テスターで通電の確認。

完璧。

しかし、元々のナンバー灯のハーネスは生き残っていても、

当然、電球が付いてない(笑)

幸い昼間だったのでお客さんに、

「このあと日が暮れるまでに整備工場かカー用品店で電球を付けてもらってきて下さい!」

と。懐かしい。

お客さんも、

「へぇ〜、これって大変なんですね、知らなかったぁ」

そりゃそうですね。

普通ならおカネを取る作業。でも私は電装整備の資格はないのでカネ取ったらヤミでしょ。

なんてこともありました。

「カネのやり取りは関係ない!違法整備だっ!」なんて叩かないでくださいね。緊急対応なので。


で今回は。

ちゃんと現車を下見して字光式であることを確認。

お客さんも字光式ナンバーを希望。

よし、これなら大丈夫。

で今日。

あれ?最初から台座がグラついてる。

ナンバーボルトがとも回りする…

むむむ

ちゃちゃっと、ハッチバックの内張を外すと…

車体側のナンバーボルトの受けがねーじゃん!

しかもホルソーで開けたような穴のまま…

で、10φくらいの大きいワッシャーが付いたナットで台座を固定してやがる!

なんだこれ…。

まあ中古車はいろいろありますな。

個人売買だしね。

で、ちゃちゃっと加工して固定。よし、こうやっとけば緩むこともないだろ。

まだまだ私の現場対応力はなまってない。

でもクルマは年式の割にキレイだったなぁ。前のユーザーさんも相当大切に乗ってたはず。

お客さんにも喜んでもらえたしな。

よかったよかった。


こんなのはクルマ業界では当たり前の対応力。

しかし行政書士の世界ではなかなかいないと思います。

「ここまでやるやつぁそうはいないだろう」それを原動力にやってるとも言えます。

これができるからといって何の自慢にもならないのですがね(笑)

しかしニーズはあります。

全国規模に管理車両を持ってるクライアントさんの仕事。

車庫から本拠の変更に番変、施封。

全国各地に行政書士の先生はいらっしゃいます。

しかし、自動車の手続きに関してはプロでも、本当の自動車のプロはあまりいらっしゃらない。

最初は良かったのに、一切仕事を引き受けてくれなくなったり、断るためか法外な料金を提示してきたり。

キレイに終わる仕事しかしたくないならそう言ってくれればいいのに。

ちゃんとリスクは説明したのに。

ナンバーボルトなんて折れるものなのに、こちらに激おこされても…


全国の、

「大概のトラブルはイケるぜ」

という自動車バリバリ、自動車畑出身の行政書士の先生、ご連絡いただけませんか…

この仕事だけで充分な売上にまではなりませんが、東京の私とお互いに協力できるかと思います。

ここ東京は全国企業が多いです。そんなクライアントさん達からいろいろ打診されても直接全国を飛び回る訳にもいかないので、必死に外注先を探したり、泣く泣くお断りしたり、とりあえず関東だけでやらせてもらってる、というのが現状です。

自動車イジれる行政書士のユル〜いネットワークを。

作りたいです。

お待ちしてます。