熊本県山鹿市菊鹿町には相良寺の相良観音が有名です。
ご本尊は丈六座身(じょうろくざしん)の十一面千手観音で、
木彫座像千手観音としては国内最大級の大きさです。
そしてもうひとつ有名なのが参道で売られている栗だんごと栗まんじゅうです。
遠縁にあたる女性のAさんが作る栗だんごが美味しいと評判なのだと義理おばが教えてくれました。Aさんは私の義理おばの妹さんです。
相良寺は、義理おばの実家のすぐ前にあります。相良は栗が良く採れる自然豊かなところ。
あたりの家は栗だんごは家で作っていたのだそうです。慣れ親しんだ郷土料理なんですね。
私も義理おばが神戸市にいた頃、栗だんごを作ってくれてくれました。とても美味しかった
熊本の栗の中でも相良の栗は特に美味しいのだそうです。
ご実家のご両親が亡くなり、それ以来、義理おば、Aさん、弟さんとで実家の管理をされているとのこと。
いずこも一緒です。田舎に家があると子供たちは家の維持管理が大変です。(;^ω^)
Aさんのご実家(義理姉の実家でもあります)には栗の木が沢山あります。
Aさんは採れた栗で栗だんごを作り、お住まいの福岡市のご近所に配ったところ、
みんなからの評判がとてもよかったそうです。
で、あれよあれよという間に、栗だんごを販売し、栗を使った料理教室を開き、
今は忙しい日々を過ごしておられるのだそうです。
さて、アラカンになると、この先をどう生きていこうかと考えませんか?
まだ体力はあるし家でぼーっとしとくのももったいないと。
もし、何か始めるなら、自分が持っている資源を活用することを考えてみることがいいのではないでしょうか。
全く新しいことをするよりもこれまでの延長を考えるほうが入りやすい。
自分が楽しめることをする。
それが他者と関わることであればなお良いのではないでしょうか。
ちなみに、私の実家にも栗畑があります。
昨年の秋は栗がたくさんできました。
義理おばがAさんから教わったという保存方法を教えてくれました。
「余ったくりは砂糖で薄くコーティングして冷凍すれば色が変わらないし長持ちするよ。
砂糖は使うとき洗って落とせば大丈夫。」と。
今もその方法で昨年の栗を食べています。栗ごはん美味しかったです♪