明日から実家だ。
この前帰ったのが6.17-22日だった。
7月は8-12日と22-26日と2回帰る。
これは、仕事の都合がつくからできること。
さて、今度の目的は、母の2回目のコロナワクチン接種。
9日朝9時の予約だ。
実家がある集落で85歳以上のおひとり様は
母の4歳下のTさんと5歳下のSさんがいる。
Sさんは息子さんがスープの冷めない距離にお住まいなので
何かあるとすぐに駆けつけてくれる。
(母はいつもTさんを羨ましがっている)
「今度私が帰ってきたら、お母さんはワクチン接種に行かなんよ。」
私が言うと、
「私はあんたたちがいるからワクチン接種にもいけるばってん、Tさんは一人だけん、どぎゃんしなっとだろかね。」
Tさんは接種を受けに行く足はあるんだろうか?
介護サービスは利用していないし。
こんなおひとりさまが世の中にはたくさんいるだろう。
介護サービスを利用していれば、ケアマネさんが連れて行ってくれる。
タクシーを使うことに慣れていればそれで接種をうけに行けるが。
介護サービスを利用しない、孤立した高齢者はどうしたらいいのだろうか、
他人にお願いすることを気兼ねをする世代の人たちなのだ。
どんな政策をしても、「とりのこされる人」が必ずいる。
隅々までサポートするシステムを行政は作ってもらいたいものだと
母のことを思いながら考えた。