政治の力不足により戦争に巻き込まれることも | 幸せな起業と新規事業とビジネスと

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 それは何の前触れもなくいきなり飛び込んできたニュースでした。共同通信は8月3日キーウ発のニュースとして、ウクライナ・ゼレンスキー大統領が各国に派遣している大使を集めた会議で発言しています。「日本は著しい政治的な変化がありながら、期待していたのに結果は今のところそれほど大きくはない」と不満を述べています。 

 

 日本に対する具体的不満の内容は云わなかったようですが、日本との関係強化を外務官僚に指示したと云われます。日本政府が武器輸出を解禁したことが、政治的変化と受け取られている気配が濃厚です。ただ紛争中の国への武器輸出は原則不可です。それでもゼレンスキー氏は以前から米国製の防衛ミサイルシステムの供与を希望していました。 

 

 現在の日本政府は財界の経済活動支援の一環として武器輸出に積極的になっています。ウクライナからのこんなアプローチを受けた10日後の8月13日、ロシア・プーチン大統領は北方領土の択捉島を初めて訪問しました。日本社会を刺激することが目的なのか、戦況の芳しくないウクライナから国民の目を東方に向けさせることが目的なのか。 

 

 ただ経済活動の一環と思われていたはずの武器輸出が、ウクライナとロシアの戦争の片棒担ぎにまで発展する可能性がでています。日本に米軍基地が多数あることで中国からの攻撃の対象になる可能性があるように、ウクライナに武器供与をすることでロシアから脅迫される心配が浮上しました。平和、平和と云っていた日本がロシアとウクライナの間に立たされるなんてこともありそうです。 

 

 日本は2000年代に入って、世界における国のポジションを大きく変えています。経済大国という冠はデフレ経済の中でとっくに外れています。過去の資産が大きかったため未だにG7のメンバーに名を連ねていますが、実際には桁外れの借金によって真綿で首を絞められる事態に陥っています。その上に戦争国の争いに巻き込まれることが心配です。 

 

【ひとり言】 

 対外情報を収集するため5月に設立した国家情報会議。現状ではウクライナとロシアの戦況など早く情報を集めたい国々ではありますが、反対に他の国も武器輸出が可能になると日本の情報の価値は高まってきます。その上、日本の首相はカンペがなければ一言も発言できない首相であることが、相手国に筒抜けになることを覚悟する必要があります。あのカンニングしている目つきでカンペばかりを見ている姿に遭うと、この国の政治のレベルまで筒抜けのような気がします。