若い人を中心に集まる繁華街を歩くと決まって見かけるのがフローズンヨーグルト専門店。店舗の名称などほとんど頭に入らないけれど、白い容器にトッピングをたっぷり載せたヨーグルトは印象が残ります。あの専門店のほとんどが現在はけっこう高い売上げを上げているようです。
この業界のトップ企業は、創業からたった5年で世界のトップに立った「ヨアジョン」です。本部は韓国にあり日本に進出したのは昨年で、既に25店の支店が開業しています。日本の若い人にもヨーグルトの上に載せるトッピングの種類の多さが人気になっています。
フローズンヨーグルトは決して新しい食品ではありません。世界レベルでは過去に2度の大流行を経験しています。1度めは1980年代で日本ではバブル経済のときに流行がありました。この時はアイスクリームの代替品として日本で広く食べられています。
2度目は2010年前後で、ヘルシーな健康食品として広く食べられています。今回は3度目の流行ということになりますが、なんせトッピングの多さが特徴です。50種類を超えるトッピングメニューがあり価格も1000円を超えるほど高くなります。加盟店オーナーに若い人が多いのも特徴です。
若い人が中心の客層ですからお店や商品に対する忠誠心はまったくありません。フローズンヨーグルトに代わる人気商品が売り出されると、簡単に乗り換えられる心配はあります。また商品価格が高価になるため今の人気が持続する保証はありません。それでも好調な波に乗ろうとする人は増えているようです。
【ひとり言】
日本は世界のなかで最もはやく高齢化が進んでいる国です。そのため日本を上回るスピードで高齢化に向かっている中国は、日本経済の軌跡を追い続けてきました。今ではハイテクビジネスは日本を追い越している中国ですが、介護や福祉、高齢化商品では日本を真似て市場を広げていました。多くの日本企業が高い売上げを上げてきました。それが今年に入ってからはすっかり元気をなくしています。中国と敵対するよりは収益を上げる相手として付かず離れずの関係が一番なのですが。