SNSの話しをしていて時々話題になるのは、「X(旧Twitter)で閲覧者を大幅に増やすとXから収益配分が得られるらしいけど、その場合は何人くらい閲覧者が必要なんだろう」 これまでもインフルエンサーと云われる人たちが、誇らしげに銀行通帳をみせるシーンを何度か目にしていました。
今回、興味のある人向けに調べました。最近はXを始める有名人の場合、動画制作会社が事前に収益配分の仕組みを説明してくれるようです。何故なら広告収益を得るためには、事前にX Premiumに加入するか、認証済みのアカウントでなければ対象から外されてしまいます。
その上で事前に、収益化プログラムにも登録しておくことが必要です。アカウント設定の時に申請を済ませます。決してXからあたかも当然のように、広告収益が振り込まれるようなことはないので注意することです。その上で、よく話題になるフォロワー数は500人以上が必要です。
しかもフォロワー数だけでなく、インプレッション(閲覧者の表示回数)にも条件があります。以前は過去3カ月間で15万インプレッションとされていました。これが今は、3カ月間の投稿累計で500万インプレッションに引き上げられています。この500万は相当厳しそうです。
Xは当初の普及の目的に達していることでインプレッションを大幅に引き上げたのか。それとも経営者がマスク氏に代わったことで、歳出を大幅にカットすることを考えたのか。どちらにしろ、Xを収益源とすることはとても難しくなりました。
【ひとり言】
今は電車に乗っていると、ほぼ7割、8割という人がスマホをみています。自分の自由な時間の半分近くをスマホ画面と睨めっこという人も少なくないようです。多分、自分で思考する時間も少なくなっているでしょうから、脳の働きにも影響は小さくないと思われます。するとスマホ前の時代の人と比べて、頭が悪くなっているなんてことはないのでしょうか。世代によっては、戦争によってとか、学生運動によってとか、頭の悪い世代はいます。スマホ世代がそうならないことを祈っています。