長く知事を続けると都庁の行政は腐る | 幸せな起業と新規事業とビジネスと

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 現在選挙期間中の東京都知事選では、候補者ポスターの自分枠を1カ所1万円で売りだす政党が現れました。公職選挙法により禁止されてる行為ではありません。ただ今の時代、法律で規定されていないから、犯罪ではないからと危ない行為が色んな場面で増えています。 

 

 思い起こすに、この種のダークな行為を堂々とやってみせたのは安倍晋三元首相でした。森友や加計、桜を見る会などは、法律すれすれと云うより違反している云う法律の専門家も多数います。首相官邸が官僚人事を決めるなどは禁じ手とも云われます。 

 

 なかでも知人のジャーナリストが犯したとされる婦女暴行事件のもみ消しは、この首相に頼むと犯罪も捕まらないという幻想を植え付けました。自民党で100人近い犯罪者を出した政治資金による裏金問題など、この幻想で踊った人たちとも云えそうです。 

 

 裏金議員の多くが安倍派議員だったのは必然だったと思います。その安倍元首相が危ない橋を渡りながら、6度の国政選挙で勝ち続けたのは国民が自公政権を支持したから。現在日本が抱える、政治資金、大阪万博、貧富の格差、円の暴落など安倍政治のツケが大半です。 

 

 日本でも8年以上も首相を続けると、それはプーチンやネタニヤフのようにやることが横暴になります。王様気分になって、国民はいくらでも自分の思い通りになると考えがちです。日本では長く自民党政権が続きましたが、首相の首をすげ替えることでバランスをとってきました。 

 

 そこで東京知事選に戻りますが、小池知事の女王気分も2期8年が限界と思います。自分の私的な学歴問題を都庁幹部に議会で答えさせるなんてことは既に立派な女王様です。若手の優秀な都職員が、毎年大量に辞めている現実をマスコミが報じないのも女王様の成せる業。 

 

 8年前に自民党政治を変えるために知事で当選した人間が、今では自民党べったりで五輪の電通、再開発の三井不動産のための政治では都民が浮かばれません。東京都は財政も豊かですから、知事を挿げ替えて緊張感をもって都民のための行政をしてもらう時です。 

 

【ひとり言】 

 自民党の裏金問題が恐ろしいのは、今後政治家が再び裏金を作ったとして、今回のように3千万円までは検察が見逃すのではないかと思うことです。実際はどうなるか分かりません。ただ今回、金額の線引きをしたことは確か。大きな話では、ロシアによるウクライナ侵攻で西側が変な妥協をしないのも、ロシア・プーチンを曖昧なカタチで許してしまうと、中国も他国に攻め込むことを正当化できるからです。大から小まで不正行為の処罰は後を引きます。日本の今後はホント誰かさんのお陰で暗いです。