簡単なゲームを通してビジネス心理を学ぼう | 幸せな起業と新規事業とビジネスと

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お金の計算よりも、いかにお客さんの役に立てるか、真摯に息の長い起業、新規事業を考える人向けに情報提供をしてます。本気で現代の起業、新規事業を考えましょう!!

 今の時代、スマホやパソコンによるネットゲームが全盛の時代ですが、こんな時代だからこそ昔ながらのボードゲームの楽しみも捨てたものではありません。実際、ボードゲームの売れ行きも伸びています。 
 
 ボードゲームは紙製のアナログゲームで、双六やカルタ、人生ゲームからカタン、ドミニオン、アズールなど奥は深いです。「真ん中探し」はビジネス要素がふんだんにあって、しかも事前準備なしで始められる簡単なゲームです。 
 
 多分、ボードゲーム屋さんでは売っていないような、ほとんどお金のかからないゲームです。参加者は、多いほど盛り上がりますが、最適なのは5人から10人くらいで行なうとよいです。 
 
 奇数の場合は全員がゲーム参加でき、偶数の時は一人が進行役になります。このゲームの肝は、どんな問題を設定するかにかかっています。 
 
 単純な例では、「開業したら従業員何人くらいの事業を目指しますか?」「友だちは、何人くらいいると人生は幸福ですか?」「起業するには何歳までに実行したいですか?」「一人で起業を目指しますか、複数の起業がよいです} 
 
 5人でゲームを行なう場合は、全員が希望したり、推測する数字を紙に書いて一人ずつ発表します。この数字の、真ん中の数字の人に100点。最大と最小の人はマイナス50点。 
 
 点数の最も多い人が勝ちです。紙とペンがあると、3人以上で誰にでもできる単純なゲームです。問題設定の仕方によっては、人が想定する希望価格や数値を知ることができ、自分との違いや同じ傾向を確認することができます。 
 
 現在は、モノゴトの判断をすることが難しいと言われます。このような、判断基準が安定しない時代には、できるだけ多くの声を聞くことで、人の考えの傾向を判断することができます。ゲームのカタチで他人の心理を学べる機会になります。 
 
【ひとり言】 

 今注目を集めている思考法 デザインシンキングも、3人から5人程度の人が集まって、モノを作るときのイノベーションを考える方法です。「真ん中探し」と共通するレベルと高めるコツは、専門的な人を探すのに役立ちます。デザインシンキングをするときには、現場の売り手の専門家、買い手の専門家に集まってもらいます。「真ん中探し」では、知らない人のなかから経営やビジネスに精通している人を知ることでが可能です。