イメージの翼−10 大崎クラス | 大崎淳治

大崎淳治

グラフィックデザイナー

僕が教えるのは大学の芸術学部3年生。
1年2年で技術基礎的なことは大半を習得しています。
3年後期からは、色やカタチもさることながら、
「デサインとはいったいなんだろう?」という問いを
もう一度いっしょになって、考えていきます。


課題テーマ「○○活性化計画」
ある地域、場所、コト、モノを
デザインのチカラで、コミュニケーションを豊かにして
イキイキ、ワクワクするように、
より魅力的に活性化しようという試みです。
活性とは人がイキイキと生きると書きます。

例えば、自分が生まれ育った街や地域、シャッター街となった商店街、
地域に根ざした老舗商店及び商品、過去に一世風靡したコトやモノ、
過疎化が進む地方集落、冷え切った人間関係等、
新たなコミュニケーションデザインのチカラで
活性化できるように考えていきます。

今回紹介するのは、
「たたみ活性化計画」をテーマに
制作をしてきたTさんの作品です。

「たたみをどのようにして活性化するの?」
「畳の歌を作ります?いいですか?」
「面白そうですね!」
「ベースやギターが得意です!作詞作曲します!」
「友人達と一緒にやってみます!」

Tさんが中心になって、ユニットを組み
たたみ本来の心地よさ、あたたかさ、懐かしさ、
音楽を通じて、気づきを見出そうとしています。

プレゼンテーションもCDを差し込みスタート!
みんな聞き入っています。素敵なプレゼンです!
歌を唄うコト、作詞作曲、ジャケットデザイン、
何度も繰り返したであろう、そのすべてがデザイン!

お時間があるときに、聞いてあげてください!
和みますよ!笑