本当に長い間ブログを滞納させてました、申し訳ありません。
少し遡って新勧について振り返ろうと思います。
大きく分けて新勧期を通した振り返りと自分自身の振り返りをします。
今年の新勧では40人を超える新入生が入部してくれました。
コロナ前の新勧を知らないのでこの数字をどう受け止めていいかはわからないですが、初感としては結構入ったんじゃない?って思います。
僕はイベント班を取りまとめる立場でした。業務としては、シフトを作ったり、人前に立ったり、イベント中に指示を出したり…
しかし今思い返せば、仕事のパフォーマンスだけにフォーカスしてみると結果とは裏腹にとても評価できるものではない気がします。
幸い昨年の新勧でイベントを取り仕切らせてもらったこともあり、反省を踏まえて各イベントのコンセプトは自分の中ではっきりさせていたので見通しはあったものの、3月の時点で準備は不十分だし、報連相もできていないし、期限も守れていないのが実際の僕自身の現状でした。
んー、どうしてこんなにもの新入生が入ってくれたんでしょうかね。
理由を考えてみました。
一つ目は全員が新勧に携わったから
キャッチ、イベント、フォロー、何をするにしても投入できるリソースが潤沢で、人数が足りない😨という状況には陥らなかった思います。
特に今の2回生は本当によく協力してくれて、2回生の献身的な働きがなければ、こんなにもの新入生を入部させることはできなかったです。
二つ目はセカンドコンタクト、サードコンタクトの母数を増やせたから
入部までには大体最低でも2回以上のコンタクトが必要でした。
ボートに興味を持ってくれる新入生を増やし、次のイベントに参加してもらう。
このサイクルをうまく回せたという事実も入部者が多い理由な気がします。
三つ目は運が良かったから
みんなもキャッチや勧誘のフェーズで身に染みて感じたのではないでしょうか。
ボートに興味を持ってくれる子が多く、新勧期を通して勧誘を行いやすかったとおもいます。巡り合った新入生たちがいい子たちだったのは間違いないですよね。
四つ目は新入生のニーズに合わせて新勧を行い入部に繋げることができたから
これに関しては準備不足の僕でさえも一番こだわっていた部分だと思っています。
特に意識していたのは、一度艇庫に来てくれたことのある新入生の中でどのくらいの有望度の子を、どのグループにして、どの部員が何人で勧誘するかをイメージすることでした。
そうすることでイベントのシフトには毎週こだわっていたし、勧誘時、入部まで後一息の新入生には勧誘の得意な部員を派遣したりして新入生との関係値に沿った距離感をうまく取れていた気がします。
また、艇庫に来るハードルの高い新入生もいたので、マネージャーや統括の提案で、ご飯に連れていってコンタクトをとってくれてました。
新入生がボート部とハードルなく接することができるように全員が工夫できてたのではないかと思います。
短絡的ですが、振り返ってみるとざっとこんな感じではないでしょうか。
さて、僕自身の話をします。
僕はこの新勧を通して立場的なスタンスが変わった気がします。というよりもみなさんが僕に気づかせてくれたと思ってます。
4月2週目くらいでしょうか、同期と飲みにいった時に言われた一言が
「目指す結果が同じでもその結果にたどり着くまでの過程はお前の理想通りにはなかなかいかない、自分の理想的なビジョンに沿ってない人間を軌道修正させるんじゃなくて、いくつかのバロメーターを持ってその人なりの結果に向かったやり方を尊重しなくちゃ」
当時なかなかに心身共に限界だった僕にとっては思いもつかないような考え方でした。
でも本当にその通りだと思いました。
人を動かすということはそういうことなんだと。
そう言われてから目標への十人十色のプロセスを尊重できるようになりました。
統括と同期の男子マネには、あの時気づかせてくれてありがとうと言いたいです。
他にもいろいろな人に助けられました。
イベントがうまく行かなかくて悔しくて1人で帰ってたら、ある先輩がご飯食べに行こうよって言ってくださったことがあって
その先輩は僕の表情が不服なのに気づいていて声をかけてくれたそうで
言われた時はめちゃくちゃ嬉しくて、こういう気遣いできる先輩になりたい!てか、ならなきゃなぁって思ったし。
それ以外にも先輩後輩同期に関わらずたくさんの人に支えられた記憶がありますね。←勝手に思ってるだけかも
そうなんです、そもそも僕は人をまとめられる器の人間ではないんですよ。
感情的で決めつけが激しくすごく小さい人間なんです。
でも、いろんな人の協力や助言のおかげで偶然僅かながら人を取りまとめる立場にいた未熟な僕は成り立っていたんです。
それが新勧を通して、みんなに支えられながら人間的に成長させてもらって、少しは成熟した大学生になれた気がします。
なので新勧に携わってくれたボート部のみなさんには本当に感謝しています。ありがとうございます。
そして、もしこの駄文を読んでくださっているOBの方がいましたら、
前述した通り今年は40名を超える部員が入部しました。まずはチーム力で他大と差をつけることができたと思ってます。次はレースで結果を残します。今年の阪大は違います。 見ててください。なので引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。
と、添えさせていただきます。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
3回
COX
矢井田悠眞
海外のボート動画を見るゆうきとけんとです。
成長ですね。頼もしい..