ふと考えました。今シーズン全然ボート漕いでないやんかと。

 

 

 僕は乗艇練習がなんだかんだどの練習よりも好きです。でも今シーズンは特に漕いでいないです。というのも以前の腰椎疲労骨折を彷彿とさせるような加古川レガッタ後の腰痛、その後復帰したと思ったら腓骨の疲労骨折、そして先日起きた船台にて釣り針が足に突き刺さる事件などにより恐らくみんなの半分くらいしか水上に出てないです。

 

 

 腓骨の疲労骨折に関しては、オフの日に京都の整体に通いつめて左右差を出来る限り取り除いたり整形外科に通院し続けたりすることによって朝日レガッタのクルー結成直前に回復したため、高校の時から思い入れのある大会である朝日レガッタに無しクオで無事出場することが出来ました。蹴りだすときに何故か「手かけて」と掛け声するバウとそれ以外の3人とで意思疎通が出来ないクルーでしたが、若さ溢れるイケイケどんどんなクルーで僕の好きな雰囲気だったので楽しかったです。ラスト朝日の決勝を漕がせてくれてありがとう。

 

 

 そして、朝日が終わり先日約5か月振りにスイープで練習しました。スカルを漕いでいたからか、以前よりもちゃんと両足で踏み込めるようになり、イン側への変な体重のかけ方もすることが無くなった気がします。でも一番嬉しかったのは以前よりもドライブ後半に水中の圧力を逃がすことが少なくなったことです。これは次からの練習も楽しみだなーと思いながら、いざ艇から降りようと足を底につけた時激痛が走りました。足の親指に釣り針が突き刺さり貫通していました。これ以上話すとグロいので控えますが、何とか針を取り除きました。この文章を書いている今は歩くことはできますが、右足はしっかり踏み込んで歩くのは痛いです。というわけで超久しぶりのスイープ乗艇1回目にしてケガをし、また乗艇できなくなりました。このブログを書いている今はもう復帰できそうではありますが…

 

 

 さすがにこれは「なんで?なんで自分ばっかり?」と感じちゃいます。本当におかしいし、やる気無くなるし、萎えます。

 

 

 以前、一度ローイングから離れることは、リスクはあるけどクセが取れるので良い!みたいなことを主張してましたが、さすがに離れすぎです。ボートを進めるうえでは理論的なことももちろん大事ですが、個人的にはやっぱり水の感覚の方がかなり大事だと思ってます。今回のケガは流石に阪名戦には間に合うと思うので、船台に足を踏み入れるのは少しトラウマだけど早く水の上に帰りたいです。

 

 

4回生 大平

 

 

朝日4×の2番が5人前オムライスに1人で挑み、苦戦している姿です。

彼は決勝レース残り200メートルで「(メダルの可能性を)切り創け」とコールしたらしいです