ブログの更新が遅れてしまいました🙇、新3COXの矢井田です。


言い訳をすると、僕は今学期にテストを10科目、レポート4つ抱えており、かなり焦っていた次第です。ですが時間なんて作ろうと思えば作れるわけで、書くのを後回しにしてしまった自分に非があったわけで..


さて、艇庫で生活していると物が壊れてしまったり、なくなってしまったりすることってありますよね。


そうなると大体時系列順に遡って誰がこう言ってたとか、いつここに誰がいたかとか犯人探しが行われます笑


この犯人探しを得意とする名探偵がボート部には存在するんです。


何か事が起こるとまずは状況を把握し、いつ誰がどのように起こしたか確認します。そして論理的に時系列を並べ、当事者の特定に至ります。


人を責めるとか責任を押し付けて等閑にするとか傷つけるような発言があったりするとかはないんですけど、たとえ誰のせいでなかったとしても、誰かのせいにしようとすることで自分は悪物ではないという悦楽に少しだけ浸れる..


と、そういうノリみたいなのが彼との間にはいつもあるんです。


ちなみに名探偵は一つ上の先輩で、話題の引き合いに出してしまった事で彼に悪い印象を与えてしまっていたら申し訳ないです、お許しを^_^


そんな名探偵ですがボートにおいてもロジカルな一面が散見されます。


艇の状況を把握し、根拠に基づいて原因を特定して、実行に移し、評価する。


秀逸ですね。


さらに言葉によって他人を納得させてしまうというのが素晴らしい追いポイントなんです。エビデンスを突きつけられると信頼が増幅します。


話が少しそれましたが、改めて僕が言いたいのは犯人探しの話で。そこでボートにおける犯人探しを安直に考えてみます。


こんなことを言うと一部の漕手から反感を買うかもしれませんが、クルー艇のメンバーのうち、誰がどのくらい貢献しているかみたいなことが可視化できてしまえば多分理論上一番水を押せるクルーをつくりあげることができるわけです。


どういうことかというと、ナショナルチームなどのボートガチ勢はどのくらいのふれ角でどのくらいのパワーでどのようなパワーカーブなのかを感圧式のセンサーによってデータとして記録してくれるデバイスを兼ね備えたクラッチを装備して練習しているそうです。すなわちピークがどれくらいズレているか、レンジがどのくらい違うか、これを可視化し見比べることで、言い方を悪くすれば誰が合わせられていないのかを炙り出せてしまうわけですね。(おそらく代表選手はそんな使い方はしてない笑)


では先ほど一番水を押せるクルーと言いましたが果たしてそのようなクルーが乗る船は爽快に水の上を走るのでしょうか?、びっくりするほどの艇速を出せるのでしょうか?大学のボート部としてそのようなクルーづくりをすべきなのでしょうか?


皆さんはどう思いますか?、目に見えてわかってしまうとなんか嫌な気持ちになる気もするし、逆にクルーの弱点をはっきりさせると言い換えることもできますよね。そもそもそんな数値やグラフが正義なのかもわからないような気がします。たまたまそのクルーで漕ぎにくさを感じていて、バランスに起因した問題なのか、船の不備の問題なのかは数値では分析しきれない部分もあったり、


読み返してみると、僕は性格の悪い人ですね。だって所詮僕はcoxで、評価されるとしても何か点数のようなもので評価されるわけではないくせにこんなことを言うのはすごく失礼です。しかし、coxという少し俯瞰できてしまう立場?だからこそあまり考えたくはない選択に気づいてしまうこともあるんでしょうか。


と、最近思ったことを書いてみました。


ようやく春休みに突入しますね、ボート競技への興味深さは日に日に増していくばかりなので、いつか蛙化しないか心配です。なのでテスト期間という休み時間をいただいたと思って、春休みはボートに全力を注げるよう努力します。



写真は後輩に課題を聞かれていい格好をしたいが、答えに辿り着かないいっけーです。

このあと2問に2人で1時間半くらい悩みました😩