思春期は更年期?

子供の不登校は更年期障害のようなもの。

思春期は子供にとってまさに成長期です。つまり成長ホルモンがいっぱい分泌されます。一種のホルモンバランスが壊れた状態と思ってください。

一方お母様の更年期は閉経となって、いわゆる女性ホルモンのバランスが崩れた状態と思ってください。

ともにホルモンバランスが崩れることで、意味のないイライラ感や腹立ち、不安、焦り感、憂鬱感、不眠、めまい、吐き気、だるさ、などなど同じような症状を呈します

 

ある大学病院の小児科の先生が、成長期ホルモンがいっぱい出ることは、子供の時の更年期障害のようなもので、身体の不調や反抗期と重なってでることも珍しくないのだそうです。もちろん症状に個人差はありますが、その先生曰くですから朝の不調は成長ホルモンのイタズラのようなものだそうです。

またある医薬品メーカーのデータによると、思春期の男子の6割にはそのような症状がでるとのこと。また頭痛や腹痛が夕方まで続く症状の子はその1割くらいだそうです。

 

ともにホルモンの症状が落ち着いてくると、それらの症状も落ち着いてきます。子供の場合は15 〜16歳前後、閉経後5年前後と個人差はありますが、だいたい似たような感じです。

たしかに不登校はいじめや友人関係、先生との問題はありますが、一番大きな問題は思春に伴う成長ホルモンと性ホルモンがいっぱい出ることで自律神経に影響を与えるからです。朝の頭痛や腹痛、吐き気、めまい、起きないなどは、まず起立性調節障害を疑いましょう。土日など休みの日には元気になります。まさにホルモンのイタズラだそうです。

自律神経系の病気ですから催眠が有効です