「お子様は車に弱いですか?」と質問すると、まあまあの割合でいます。多いとは言えませんが少なくもないと言ったところでしょうか
昔から言われていることですが、朝起きると決まって、頭痛や吐き気、めまい、腹痛、貧血などなど、とくに朝の調子の悪い起立性調節障害のお子様に、その傾向が見られます。
あなたのお子様は大丈夫ですか? 自家用車に弱いとお母様もたいへんです。
車やバスなどは右折や左折の揺れ、スピードを出したりゆるめたりと・・その度に身体も頭もそれに合わせて振られます。
三半規管とその中にある耳石によって体の揺れやスピードなどが脳へと伝えられます。
不規則な加速・減速、発車や停止、右折・左折などなどなど・・それらの揺れが絶え間なく続くと、脳が情報を処理しきれなくなり、自律神経の働きが乱れ、めまいや立ちくらみなどさまざまな乗り物酔いの症状を招きます。
つまり自律神経が乱れることで嘔吐中枢を刺激し、吐き気や嘔吐をもたらすのです。
言い換えれば、乗り物に酔う子は起立性調節障害になる可能性も高いと言えますのでご注意ください。
成長期に起立性調節障害と診断された場合、当センターに催眠心理療法をおすすめします。