将来は不登校の子供たちを

催眠療法で助けたい

先日、今から7年程前、当センターで不登校催眠を受けたという女子大学生が来所。

現在、有名私大の心理学部で勉強していて、その中で催眠の授業もあり、実際仕事として催眠されているところで先生の話の実体験的な話を聞きたいとのこと。

 

色々話を聞いていると、その学生は中学生の時1年くらい不登校で、お母様は関西でとある教育関係の仕事をされていて、長女の不登校と暴言暴力がひどく、病院や心理カウンセラーへ行くも全く解決せず、そこで『催眠療法」はどうかと思い、とりあえず藁をもすがる気持ちで来所されたことを思い出しました。

 

そして彼女曰く「催眠療法を1回受け、何かスッキリして吹っ切れた感覚だったのを覚えていて、2回目の施療で別室登校と自分の好きな授業と最後のホームルームに教室に復帰。4回目の施療後に完全に復学を果たしました」と催眠の効果が自分でもしっかり確認できたこともあり、大学生になって今、臨床心理士と公認心理士をとって先生のように不登校や起立性調節障害で苦しむ子供たちの役に立ちたいので、ぜひお願いしますとのことです。

 

「催眠を受けたことで、結構変わったというか前向きにポジティブになりましたし、それなりに勉強にも取り込めるようになったのも催眠のおかげと感じています。ですからその力を広く生かしたい」と熱く語りました。

今、不登校児が急激に増え、教育関係者、学校、先生方も苦慮しています。その解決策の一つに催眠が広く認知されればと思い、後日2日間にわたって色々とレクチュアし、「目からウロコの世界でした」と彼女が語りました。

 

大阪の地で子供専門の催眠療法所として創設以来20年、徐々にですが広まって来ていますが、まだまだネガティブなイメージも根強くあります。しかし続けることが一番、継続することが私どもの使命です。

もっともっと不登校や起立性調節障害、ゲーム障害などの解決に催眠療法が認知されていけば良いと願っています。

▶️当センターHP