何かにつけて反抗する態度に

困っていませんか?

いわゆる反抗期の到来
小学5年生や6年生くらいまでは、全然問題がなく、親の言葉よく聞いてやりやすかった子が、思春期に入りだすとまったく聞かなくなり、逆に反発するようになります。

 

しかしそれは成長していく中で大切なことなのです。

つまり今までのように親の言いなりにならずに、これからは自分で考えを持ち、自分の意思で行動するというステップアップに来た年頃でもあるというアピールでもあります。大人に向けて大切な自分らしさ、生きていく上でのアイデンティティを身につけだしたということなのです。反抗期は、子どもが社会の中で親に頼らず自分で決めたことを信じてやっていく、まさに大人に向かって生きていくための大事な思春期のプロセスです。

言い換えれば、思春期になっても親にべったりと甘え続ける子もいます。自分では何も決められない。親に反抗もしない、反発もしないし、極端な話、大学生になっても聞き分けの良い子もいます。しかしそのようなお子様は、時として自分と学校や社会でのギャップに苦しみ、それを越えられない自分に悩み、不登校、適応障害、社会不安障害などの問題を引き起こしてしまうことケースもあります。
 

むしろ成長の証として心を切り替えて

反抗期を楽しみましょうか!

ここはひとつ親である限り、誰もが経験する苦い子育てのステップととらえましょう。思春期になった子どもが、背が大きくなっていくにつれ、親に言い返したり、壁に穴を開けたり、ひとり大声を出したりすることは、成長している証です。悩むのではなく心を切り替えて「反抗期が来たかと」喜ばしく見守っていくことが大切なのだと考えます。

 

子供を育てていく中で、不登校や起立性調節障害だけが問題ではありません。

相談で意外と多いのがクセです。

抜毛、チック、爪噛み、皮剥き、落ち着きがないなど・・

 

女子に多いのが抜毛です。頭の毛や眉毛などを抜くというもので、ひどくなると抜毛症という精神疾患とされ、抜き過ぎて大変な状態のお子様もいます。

◉悪癖/爪噛み、皮剥き、抜毛、鼻くそなめなど・・・。

◉チック/鼻ならし、目をぱちぱち、咳、肩揺すり、喉ならし、首ふり、他、

 

親としては何とかやめさせようと注意しますが、なおらないのクセの特徴。

 

子供のクセは性格ではなく、緊張や不安、さみしさなどからくることが多いとされ、そのきっかけは小学校入学や新学年になったことによるもの、さらには下に弟や妹ができたなど、家さらには学校環境の変化があったときに出る傾向が多いといわれています。

 

クセが出だすというのは一種のSOSのサインとも考えられるので、じゃー治すのにはどうすれば良いのかというと

まずクセらしきものを出だしたとき、たとえばクセを注意するよりも、「緊張したね」「怒ってごめんね」「大丈夫だった」「さみしかったね」「一人で頑張ったる」などの状況に応じた声かけが効果的。

 

つまりこどもがうまく表現できない気持ちを代弁してあげることで、、子供にとってはもやもやイライラの原因がわかり気持ちの整理がつきやすくなります。

クセが出だしたら初期の段階で、意識をそらせることが大事とされています。

クセを指摘すると余計に意識させることにつながります。また言い換えれば「お母さんに注目してもらいたい意識」がクセをつよくしかねないともいえます。

お母さんとの触れ合いが子供にとって一番の安心感につながりますので、日々スキンシップをとって不安や緊張感を持たせないようにしましょう。

 

いろいろ試してダメだった親御様。催眠療法があります。

夏休み中に直しておきませんか。

悩みは子供の宿題・・・40.7%

 

上記の数値(小学生)はある教育関係企業のデータです。

夏休みには宿題があります。当然、2学期が始まると提出しなければなりませんが・・子供達にとっては面倒臭くてなかなかやろうとはしませんね。今は夏休みが始まったばかりで、余裕がありますが、お盆を過ぎてもやらないお子様もいると親としてもイライラしてしまいます。簡単にすいすいとできないだけにやっかいな問題です。

 

🔳他項目のデータ(夏休みの宿題について)

⚪︎全部できなかった・・・・・・・9.2%

⚪︎計画的に毎日やり続けた・・・・ 43%

⚪︎親が手伝った・・・・・・・・・ 16%

⚪︎最後にあわててした・・・・・・ 31%

 

とくに不登校のお子様の場合、宿題やるやらないは登校意欲にもつながるので、お子様に1日◉◉分は宿題タイムなど計画性を立てさせてチャレンジさせましょうか。勉強嫌い、ゲームをしたいなど・・ちょっとハードルは高いかもしれませんが、声かけしてみてください。

インターネットにも夏休みの宿題の取り組み方がいろいろとでていますので、参考に見てください。お子様に向いているやり方が見つかるかもしれません。

ちょっと突き放したかのようで申し訳ありませんが、もし集中力、勉強力を高めさせたいとお考えなら、当センターの催眠療法をお試しください。

 

 

 

 

夏休みだ!不登校児も

起立性調節障害児も

元気大復活!

夏休みに入ると、あれほど不調だったお子様も元気を取り返します。とくに起立性調節障害と診断されたのに休みの日になると元気を復活します。

お母様とすれば、平日の朝の不調を心配していただけに、この変化にびっくりされます。仮病と疑う親御様もおられますが、仮病ではありません。自律神経系の病気なので、嫌なことにはイヤな反応を、楽しいことには楽しい反応を身体がするのです。

夏休み元気になったからといって「これで安心」「これで大丈夫」と思いがちですが、夏休みが終わる1日前か当日には、また自律神経に不調のスイッチが入ります。

本当です。当然多くのお母様方がガッカリされます。

 

起立性調節障害は成長期の病気とも言えます。成長期には成長ホルモンや性ホルモンがいっぱい出ます。ホルモンのいたずらとの言葉があるように、自律神経にいたずらします。

 

自律神経にはいろいろなスイッチがあります。頭痛、腹痛、吐き気、めまい、腹痛、頻尿、過敏性腸炎、低血圧、低血流、貧血、倦怠感、その他いろいろです。どのスイッチに入るかは個人により違いますが、概ね1〜2時間前後で症状が和らぐケースが多いです。

 

ある医薬品のメーカーによると頭痛や吐き気など朝の不調を経験したことがあると答えた男子中学生は60%というデータがあるほどで、でもその多くは「しんどくても1時間や2時間ほどでマシになるから学校へ行ける」と身体で学習しているため登校できています。中にはやはり症状が重い子、長く続く子もいますので、状態によってはお医者様に診てもらうことも大事です。

 

もし夏休み元気になっているなら、お盆以降に催眠療法をおすすめします。

娘の不登校と暴言に悩まされている母親が来所

中学1年生で不登校2ヶ月という娘のお母様が来所。

不登校は今年のGW明けから始まったとのことで、それまでは全く普通の子で、小学校も元気に登校していたし、クラブと楽しいと話していた。

性格はどちらかというと、普通に明るい感じで、小学校からの友達もいて、行かなくなってからもラインなんかで話している様子。

 

ところが不登校をきっかけに、急に怒り出したり、暴言を吐いたり、物を投げつけたりと急変した娘に困っているとのこと。時には●にたいとか口走ることもあるので・・・心配のあまり、まずはお母様だけ相談で来所された。

 

今は、家からほとんど出ず、

学校でイヤなことがあったのかとか、クラブ活動で何かあったのかとか聞いても

「うるさい、あっちへ行け、ほっといて」と大声で怒鳴ったり、鉛筆や消しゴムを投げつけたりと、ちょっと大変で・・でもたまには甘えてくることもあり、そのギャップに驚いているそうだ。

 

1週間後、娘と母親が来所。

 

お母さんにはカウンセリング室から退出してもらい、A子さんと二人だけで話しする。お母様が隣にいた時は、ブスッとした表情だったのに、いなくなると普通に明るくて、笑顔もよく見せ、話もいっぱいする。

A子さんは学校は戻りたいけど、タイミングが合わなくて・・きっかけがあれば戻れると思うけど・・

初潮は中学1年になってからで、今、身長もぐんぐん伸びてる・・という話を聞き、ひょっとして不登校の原因は、初潮や成長期に伴う成長ホルモンや性ホルモンの影響によるものかと思い、彼女に思春期症候群のアンケートを取ると、やはり因果関係が伺えました。正直よくあるケースです。

そこで催眠を施し、自律神経を整え、ストレスや不安、無気力、憂鬱感を取り、かつポジティブをインプット、最後に学校に戻る勇気も付け加えました。

 

施療後、お母さんに再び入室してもらった時「えらい顔が明るくなって」と一言。娘さんは「スッキリした」と答える。

催眠施療の3日後に復学し、現在も登校中で、以前の娘に戻ったとご連絡いただきました。