前方に停まっているかと思った車
後ろ向きのまま
坂道を滑り落ちてきた
スルスルこちらに向かって
車が少し斜めで
ようすがおかしいから
２０メートル近く距離を持って
こちらも一時停車してたけど
雪の坂道だから
急に逃げるわけにもいかず…
（雪道運転の３禁止は…
急ブレーキ、急アクセル、急ハンドル）
ああ、来る来る、近づいてくる
えー？ぶつかる…
助手席に座る私の目の前に
滑った車がスローモーションで
ぶつかってきた(~o~)
バスッ、鈍い音
ぶつかった車はその反動で
くるりと回転して
もういちどぶつかってきた
あ、あ、あーーーーー
どーん、とーん
なーーんってこったっ
トレッキングするために
富士見高原の登山道口へ
あと少しというところ
車の左前方ライトはガシャリ
バンパーも少し盛り上がって
２回目の追突でサイドが擦れた
もらい事故だ(;_;)
私たちの事故の前にも
同じ場所で
３台の玉突きスリップがあり
そのあとにも
登れず滑る車を含む停車車両の塊
計３件
滑りやすい場所が
できてしまったらしい
すごい坂でもないんだけど
スケートリンクのような道で
小さな事故が多発っ
先方が警察に連絡しても
あちこちで事故が起きていて
到着に時間がかかるという
それでも１時間半待たずに
他の事故の調書を終えた
パトカーが到着して
順番が回ってきた
あとは、双方が入っている
保険会社同士が連絡を取り合い
指示を待ち修理に出す手順らしい
ケガをした人はなくてヨカッタ
ズルズルとゆっくり
ぶつかっているからね
＊＊＊＊
走行に問題はないので
事故処理後はいったん帰宅し
保険会社とも連絡がとれたので
リュックのおにぎりは夕飯に回し
車を乗り換えて
ひいきのお蕎麦やさんへ
お蕎麦やさんに向かう途中
国道２０号も数珠つなぎの車
並行している中央自動車道が
事故多発で閉鎖されていたから
２０号線に流れてきたらしい('_')
渋滞には大きく巻き込まれることなく
おいしいお蕎麦でお腹を満たし
隣にある「金鶏の湯」でのんびりして
気分を少しあげてから
東京行きの列車までお見送り
＊＊＊＊
トレッキングはお預けになって
残念だったけど
みんなカラダは無事でホッとした
もらい事故のおはなしでした
滑ってきた車は
スノータイヤに布チェーンを
まいていたと話してました
自分もいつ起こすかわからない…
悪条件下での運転は
よほどがない限りやめておこう
改めて気を引き締めたのでした
