阪神淡路大震災29年ですね

当時いっちゃんは西宮、私は神戸

大きく揺れた地域にいました

 

住んでいたマンションは半壊で

上下二段連結式の食器棚上段は

食卓の上の照明を割って

リビングの反対側壁近くに

下段は真ん中あたりまで飛んで

箱に入っていた食器以外は

すべて割れました

 

隣の家のおくさんが

始発の電車に乗って出かけた

だんなさんの安否を案じて

泣いていたのを覚えています

 

ラジオをつけると

倒壊したマンションがあると

報じていたけど

何が起きているのかまだわからず

理解ができませんでした

 

やがて近くのガスタンクでは

液化天然ガスが漏れ出して

爆発の可能性からみなで逃げました

 

****

 

 

阪神大震災のあとも

大きな自然災害が何度もおきて

被災経験のある人も

支援経験のある人も増えています

 

 

2024年能登半島地震は

孤立している集落が多く

今までと違う大変なことが起きているけど

 

これまでの災害で積み重ねてきた経験が

少しでも活かされて

被災したみなさんが

なるべく早く日常を取り戻せるように

祈っています

 

私の被災経験はでも

もっと大変な思いをした人と比べると

軽微なものだから

辛い人の気持ちは

理解できないかもしれないというのが

29年前のつらさでした

 

今も

何もできないと思うと無力感に襲われます

 

機会があるとボランティアに

参加してみたりもするけど

水害被災地での泥掻きでは手を痛めて

回復に一年もかかって

人の足を引っ張らなかっただけ

マシだったかと落ち込みました

 

能登半島地震でも

心のザワザワが取れずにいますが

 

幸い、29年前からの

知り合いたちがすぐに行動し始め

被災地のために力を尽くしているようすに

少し気持ちが救われています

 

なので

自分の心の平穏を保つためにも

こうした支援者たちに気持ちを託すのが

いいのかなと私は考えています

この分野を応援したいと思う

目的別にバックアップできます

 

ふるさと納税のシステムを使った

返礼品なしの納税も

被災地の行政に負担をかけないように

代理の行政が預かってくれるようだから

迷惑なく公平な支援につながりそう

 

 

自分にあった支援方法

きっとあります

 

阪神大震災と能登半島地震が

かさなってみえる

2024年の1月17日

 

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