田舎暮らしは羨ましいけどー

映画を見て暮らすには都会がいいな

友人が言っていたっけ

 

確かに

原村から一番近い映画館は岡谷にあって

車で40分かかることはかかります

ま、毎日観るわけではないし、ね

 

そう思いながらも、

 

いっちゃんが

時々急に映画に目覚めるときがあって

この数日で3本観てしまいました

 

目的の映画はもうかかってなくて

上田だの塩尻だの

ちょっと遠出で楽しむことに

 

 

上田には100年の歴史を誇る

素敵な映画館があるんだよ~~~

 

 

去年は友人が制作した

ドキュメンタリー映画「教育と愛国」が

上映されて舞台挨拶もと聞いたけど

畑から離れられず(__;)

ホントごめんねーーで

せめて映画館だけでも詣でよう、と

 

ここだ、ここ

 

 

終了間近の

「土を喰らう十二ヶ月」を観ました

 

 

水上勉の原作を元にかかれた脚本

ロケ地は信州、題材は自然の恵みと

玄関先の畑で育てた野菜に保存食

 

お皿の向こうに

料理監修の土井善晴先生の姿が

見えるようでヨカッタ

 

京都出身のいっちゃん曰く

沢田研二の少し中途半端な京都弁が

いい感じでピタッときたとのことで

 

私としては

音楽がもうひとつな気がしたけど

それ以外は満足!いい映画を

いい映画館で観られました(^_^)v

 

 

 

運営は非営利団体のようです

お兄さんが

チケット販売から空気の入れ替え

ブザーを鳴らす役まで

すべてひとりでこなしていました

 

劇場の中のつくりもシートも

とんでもなく趣があるので

セレクトされた映画もだけど

劇場の中に入る価値は高いです

詣でた甲斐がありました

 

 

友人もこんな劇場の舞台で

お話できたのは

嬉しかったのではないかなーーー

そのようすを想像しながら

遅ればせながら心の中で拍手を送りました