車をやめさせた前に 母の介護認定の話があった。


変形性股関節の痛みでまともに歩けない母を見て こりゃ介護認定申請だな、とすぐに地区の地域包括に電話をして話を聞きにきて頂き まずは暫定で福祉用具の歩行器をレンタルし浴槽の手すりを購入を勧めた。

介護保険は介護認定前でも『おそらく自立にはならないでしょー』って事で認定前にも福祉用具は貸してくれる。(自立になると全額負担ん)

福祉用具の人が来て色んなタイプの歩行器を持ってきて母はとても喜びテーブル付きの歩行器を選んだ。


福祉用具の人が歩行器と浴槽手すりの契約を交わそうとした時 まさかの父が『こんなもん(浴槽手すり)この狭い部屋にあったらじゃまでしょうがねぇーよ!』とキレ気味に言い出し、歩行器は借りたが浴槽手すりは保留になった。


ったく!また父の『客と店側の立場になった時の意味不明な暴言』が始まった。(カスハラ気質)

私はコレが本当に嫌い。

父が明らかに間違ってるのに 偉そー大柄に騒ぐやつだ。


でも結局 母が手術前に怪我をしたら困るので付けて貰った(購入)

父は多分風呂場でその手すりを使って楽だったようで 何も言わない。(そーゆー人)

衝動的に人に威圧をかけるタイプなんだよね、昔から。で都合よく忘れる(自分だけ)


そして、母の介護認定訪問審査の日

高齢者あるあるだけど、プライドの高い母はきっと痛い足を動かして部屋の掃除をして調査員をドヤ顔で待てるんだろなーって思って10分前に実家に行ったら なんと風呂に入ってる!!っつーね。

バカなの?私にケンカ売ってんの?

要介護は愚か要支援にもならなかったら 暫定で借りた歩行器も購入した浴槽手すりも全額負担よ?

案の定痛みでパンツも履けず服も着れずで私が手伝って、そうこうしてる間にピンポーンって調査員の方来ちゃって、慌てて『すみません、今どうしてもお風呂入るって言うので入れてて‥』と。


約1時間 言葉の駆け引きのような調査員の質問に 母も大変アピールをしながら話が段々と脱線する度に私が修正し審査が終わった。


数日後 暫定で出た介護度は『介護1』思ったより上だったわ。

上を喜ぶのも変だけど 大変さを認めてもらえたようでホッとした。