6月11日(金)にかかりつけ医に県立の小児病院に紹介状をお願いし、同時にそれまでの繋ぎ(私の安心の為)で6月17日に心療内科の予約が取れたけど 肝心な娘に話ができない。


そうこうしてる間に前日‥

私の仕事が終わって 娘が部活から帰ってきたら話をしよう、と思ってたら 夕方見たことない番号で着信があり出たら『県立〇〇病院です』と!

ん?え?かかりつけ医は紹介状は直ぐには出せないって言って1週間後にまた来るように言ってたし なんで?え?と状況が把握できない。

そして電話口の方(医局長)から娘の今の状況を細かく質問され、中3と言うこともあり(そこは中3までが診察の対象年齢)特別に直ぐに診察をしますので6月22日に時間の予約は無しで空いたところで入れますので来てください、と言われました。


暫く放心状態‥


後からわかったが かかりつけ医の女医さんが私が泣きながらお願いしに行った日に直ぐにFAXで県立の病院に紹介状を送ってくれてました。(泣けた)


翌日 心療内科には電話して事情を話しキャンセル。(その方がいいと言われた)

もう本命の病院の受診チャンスは絶対に逃す訳にはいかない!!


でも自分が病気とは思ってもない娘にどう伝えて良いのか。

その間でも娘は普通に家族が食べる食事はなんだかんだ理由をつけて食べず、自分で勝手に冷蔵庫を開けて食べている。


『拒食症は米を嫌がる』と言われて、私も執拗に米を食べさせたくて 生春巻き(ライスペーパーだから)を買ったり 米粉パンを買ったりして罠(もう必死)を仕掛ける。

そんな中で思春期児童精神科に行こうなんて言えない。


21日(前日)に娘が服が欲しいと行ってきたので セカスト(いつも)に連れて行った。

何着か試着する為に試着室に服を持っていき 背中のチャックを閉めるのを頼まれてゾッとした。首の後ろの骨が恐竜の背中のように出ている。

一気に指先から血の気が引いて感覚がなくなったのを覚えてる。


ダメだ、この子死ぬわ。と(今なら死なないと思えるけど、あの時はそう思った)


以前は必ず助手席に座っていた娘だが 様子がおかしくなってからは頑なに後部座席に座っていたが、服を沢山買って機嫌がいい帰り道は助手席に座ってきた。


もう言わなくちゃ!と思い『〇〇ちゃん、明日病院に一緒に行ってほしいの。少し前に学校に行かれなくなったり今までと違う気持ちでちょっと苦しかったでしょ?見た目もすこーし痩せたし生理も来てないし。』と、ほぼ直球で。


無言‥


沈黙が続いて耐えられず、

『ごめんね、お母さんの一方的な心配だけなんだけど ここで病院行かないと多分ずっとお母さんダラダラと〇〇ちゃんに言っちゃいそうでさ。今診察をのがすと次は半年後しか予約が取れないらしいの。中3は受験もあるしお母さんの勝手でホント悪いんだけど‥』

と。


無言‥


『ねぇ、どうかなぁ』と言った途端

『わかったよ!どうせ断る答えはないんでしょ💢』

と。


で、病院に行けることになり 翌日は学校を休んで病院に行きました。



当時はとにかく娘が食べそうなものを タッパーに入れて分かりやすく付箋を貼って置いていた。